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[Y☆voice71]日本高校選抜MF加藤大樹(立正大淞南)「最後シュートを外した場面は今後自分の課題」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第71回(11年日本高校選抜編第5回)は立正大淞南高(島根)のエースとして全国高校選手権4強進出の立て役者となったMF加藤大樹選手です。

 高校選手権では4試合連続ゴールを記録するなど、7得点で得点ランキング2位。脚力の強さを生かしたドリブル突破と左足シュートは対戦相手の脅威となりました。大会後、日本高校選抜に選出されたほか、U-18日本代表候補合宿にも招集されるなど評価を大きく上げた加藤選手。高校3年間についてどのように感じているのか、そしてびわこスポーツ成蹊大へ進む大学1年目の目標とは?(取材日:3月6日)

―高校3年間を振り返って
「3年間、国立に立ちたいという自分の中の夢があったので、最後国立に行けたことはとても良かったことです。でも、(準決勝の後半ロスタイムにGKを外しながら)最後シュートを外した場面というのは今後自分の課題にもなるし、良い経験になったと思います」

―この後大学ではどのような部分の意識して、アピールしていきたい?
「攻撃の面。自分は攻撃の選手なんで、ドリブルとか、活動量を増やしてどこにでも顔を出せる選手になりたいし、その部分の精度を上げていきたい」

―4年後に向けて、手応えもあった選手権だったと思うが
「4年後もそうなんですけれど、まずは大学で試合に出ることを目標にしていきたいです」

―U-18代表候補にも選出されて自身の手応えもあったのでは
「自分の力とは思っていないんですけど、代表とか呼ばれるようになって本当に良い経験ができている。それを生かさない訳にはいけないなと思っています」

―現時点での目標とする選手、課題として感じている部分があれば教えてください
「自分は右サイドなんで、いつもメッシ選手を意識してやっているのはある。中に切れ込んでからのシュートだったり。課題はきょう(静岡県高校選抜戦)もそうだったんですけど、ラストパスというのが雑になっている。これからはドリブルだけでなくてそういう部分も大事になってくる。普段から大事にしていきたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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