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[CL]シャフタール、ローマを圧倒して初の8強

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 初の欧州CL決勝トーナメント進出を果たしたシャフタール(ウクライナ)が、8日にホームで行われた決勝トーナメント1回戦第2戦ローマ(イタリア)戦で3-0と勝利。2戦合計6-2の大差で準々決勝進出を決めた。

 試合は前半18分にシャフタールが先制する。MFウィリアンがゴール前にボールを送ると、MFトマシュ・ヒュブシュマンがこれに合わせるもボールはそのままゴールイン。結局、ウィリアンのゴールと認定された。

 逆転には3点が必要となったローマも反撃を開始。前半27分にはCKの競り合いからMFヘンリク・ムヒタリャンがFWマルコ・ボリエッロを倒してローマにPKが与えられる。しかし、ボリエッロのPKはGKアンドリー・ピアトフに阻まれ、絶好の同点のチャンスを逃した。

 さらに前半41分にはローマCBフィリップ・メクセスが2度目の警告で退場。ローマは3点必要なアウェーで数的不利と、ますます苦境に立たされることになった。

 その後は意気消沈したローマに、シャフタールが容赦なく襲いかかる。後半23分にはウィリアンがこの日2点目を決めてリードを広げると、後半42分には途中出場のFWエドゥアルド・ダ・シウバにもゴールが生まれて3-0と駄目押し。結局、シャフタールが初の準々決勝進出を果たしている。一方、敗れたローマは3大会ぶりの準々決勝進出はならなかった。

(文 宝田雅樹)

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