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[CL]初出場のトッテナム、守り切って8強へ

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 欧州CLは9日、決勝トーナメント1回戦第2戦のトッテナム(イングランド)対ミラン(イタリア)戦が行われ、スコアレスドローに終わった。この結果、2戦合計1-0で初出場のトッテナムが準々決勝進出を決めている。

 ホームでの第1戦で0-1と敗れたミランは、逆転での準々決勝進出には2点以上奪っての勝利が必要。前線にFWズラタン・イブラヒモビッチ、FWアレシャンドレ・パト、FWロビーニョを配し、中盤にも得点力のあるMFクラレンス・セードルフとMFケビン・プリンス・ボアテングを並べる攻撃的な布陣でゴールを狙った。

 一方、引き分け以上でベスト8が決まるホームのトッテナムは、注目の負傷明けSBガレス・ベイルを温存。手堅い布陣で試合に臨んだ。メンバー表

 試合はアウェーのミランが押し気味に進める。最大のチャンスは前半26分、ロビーニョの放ったシュートがDFに当たってゴールマウスへ。トッテナムCBウィリアム・ガラスがゴールライン上で決死のクリアを果たし、ゴールはならなかった。

 その後もミランはアウェーゴールを目指して攻め立てるも、トッテナムの堅い守備陣は崩せず。後半21分にはトッテナムがベイルを投入するが、試合展開は変わらず膠着状態のまま推移していった。

 結局、ミランはシュートを計11本放つもトッテナムの堅陣の前にノーゴール。トッテナムが手堅い試合運びを見せ、第1戦のリードを守り切って初の準々決勝進出を果たした。一方、決め手を欠いたミランは優勝した06-07シーズン以来の準々決勝進出を逃している。

[写真]準々決勝進出を決めたトッテナム

(文 宝田雅樹)

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