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[Y☆voice102]清水ユースDF犬飼智也「優勝するためには日本一の練習をしないといけない」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第102回(11年静岡県高校選抜編第15回)は清水エスパルスユースDF犬飼智也選手です。
 昨年プリンスリーグ東海を制するなど復活を遂げた清水ユースで2年生レギュラーを務めていたセンターバックは今年主将の大役を担います。ピッチ上はもちろん、ピッチ外でも存在感溢れる犬飼選手の現在の目標とは?(取材日:3月5日)

―今年の目標は
「目標は全国リーグ優勝。全国でいい成績を残す。今年は攻撃でいいものをもっている選手がいる。守備面で自分を中心に失点を少なくできればいい」

―自分の役割とは
「今年はチームのキャプテン。チームをまとめることを第一に考えている。自分が声を出して精神面でも自分が柱となってやっていきたい」

―自分のストロングポイントとは
「ヘディングが得意なので、来たボールを弾いて相手に攻撃させないこと。あと自分は駆け引きが武器だと思っている。読みだったり、駆け引きの部分がストロングポイント」

―昨年は久々にエスパルスユースが全国舞台で活躍した
「1コ上のレベルは高くて自分はついていっていた。昨年田代(諒)さんが引っ張ってくれたように今年は自分が引っ張る。1年の時から出て学んだこともある。これを周りに伝えることも自分の役割」

―一方で全国で勝つ難しさも改めて知ったと思うが
「昨年は個々がしっかりしていて全国で通用する選手がいた。気持ちの部分で相手が強いからといって折れてしまうのではなくて、もっと気持ちを出せればよかった。優勝するためには日本一の練習をしないといけないと言っている。今年は普段の練習から日本一の練習をする」

―個人的に練習で意識していることは
「練習から激しくやっていますね。(U-18日本代表候補FWの)柏瀬とか特に負けたくないです。(柏瀬)暁を止めることができれば日本のほとんどのFWを止めることができると思う。この環境を生かしていきたい」

―個人としての目標は
「一番の目標はトップチームに上がること。そのために日々成長すること。まだ全然レベルアップが必要。プロに上がれるようにしていきたい」

―目標とする選手は
「ピケ。1対1もヘディングも強いし、センターバックから攻撃を始められることも魅力。こういう選手になりたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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