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[CL]C・ロナウドの強烈ミドル、レアルがバルサとの準決勝へ

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 R・マドリー(スペイン)が13日、アウェーで行われた欧州CL準々決勝第2戦トッテナム(イングランド)戦で1-0の勝利を収め、2戦合計5-0の大差で8季ぶりの準決勝進出を果たした。

 5日にアウェーで行われた第1戦を0-4の大敗で落とし、逆転には大量得点が必要なトッテナム。しかし、エースFWピーター・クラウチが出場停止と厳しい状況に立たされている。

 一方のR・マドリーはCBペペが出場停止。ラウール・アルビオルが代役を務めることになった。
メンバー表

 試合はトッテナムが序盤から積極的に仕掛けてゴールを目指す。前半38分にはMFガレス・ベイルがネットを揺らすが、これはMFルカ・モドリッチがオフサイドを取られ、ノーゴールの判定となった。

 その直後にはR・マドリーCBリカルド・カルバリョがトッテナムMFトム・ハドルストーンにファウルを犯して警告を受け、累積で次戦の出場停止が決定。リード的には余裕がある展開だっただけに、悔やまれる警告となった。

 ゴールが必要なトッテナムを尻目に、先制点はR・マドリーに生まれる。後半5分、FWクリスティアーノ・ロナウドがゴールまで25mの位置から放ったミドルシュートをトッテナムGKゴメスが痛恨のファンブル。ボールをゴール方向に後逸し、まさかのミスで先制点を許した。

 残り40分で5得点が必要なトッテナムだが、現実的なスコアでないためか徐々に足が止まり出す。結局試合はそのままのスコアで終了し、トッテナムの奇蹟の逆転劇は起きなかった。

 この結果、準決勝に駒を進めたR・マドリーは宿敵バルセロナ(スペイン)と激突。大舞台でのクラシコが実現することになった。

[写真]決勝ゴールを決めたC・ロナウドをチームメイトが祝福

(文 宝田雅樹)

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