beacon

故障者続出の甲府、エースの一発も4季ぶりJ1白星は遠く…

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.7 J1第10節 広島1-1甲府 広島ビ]

 エースの一発も4シーズンぶりのJ1白星にはつながらなかった。ヴァンフォーレ甲府は敵地で広島と1-1で引き分け。これで2試合連続ドローとなり、開幕から5試合勝利なし(3分2敗)となった。

 前半10分、MF永里源気の右クロスにFWハーフナー・マイクがGKに競り勝ってヘディングシュートを叩き込み、先制点。エースの2試合ぶり今季2点目でリードを奪うと、前半33分のFW李忠成のシュートはGK荻晃太が好セーブでしのいだ。ところが、後半27分、途中出場のDF内山俊彦がPA内でMFミキッチを倒し、PKを献上。これをFW佐藤寿人に決められ、またしても勝ち切ることができなかった。

 FWパウリーニョ、FW松橋優、MF養父雄仁、DF市川大祐、DF冨田大介と故障者が相次いでいる。この日は主将のDF山本英臣が開幕戦以来、4試合ぶりに復帰し、右SBでDF小林久晃、右MFでMF内田智也、前線ではFW阿部吉朗が今季初先発。ところが、この試合も前半5分でMF石原克哉が負傷交代するアクシデントに見舞われた。受難の続く甲府。苦しんだゴールデンウィークの連戦が終わり、現状の戦力で立て直しを図れるか。

(文 西山紘平)

TOP