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[C☆voice45]流通経済大DF比嘉祐介「選手権優勝メンバーたちとまた全国制覇したい」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第45回は流通経済大のU-22日本代表DF比嘉祐介(4年=流通経済大柏高)選手です。

 流通経済大柏高時代の07年度に全日本ユース(U-18)選手権と全国高校選手権の2冠を達成。爆発的なオーバーラップと対人、フィジカル面の強さなどを備えるSBは昨年、第16回アジア競技大会でU-21日本代表の金メダル獲得に貢献したほか、今年6月に始まるロンドン五輪予選日本代表の主力のひとりとしても期待される存在です。今やJ数クラブが注目する大学ナンバー1SB。今年チームで果たす役割、そして注目の進路について現在どのように考えているのか(取材日:5月21日)

―青山学院大戦を終えて、チーム・自分自身のプレーについては
「きょうは前半、相手もまったりして、ウチもまったりした感じで45分終わってしまった。守備の部分では全然怖くなかったんで得点を取れるかというところだった。『もっと前から来いよ』という思いがあって、後半は相手が前から来て自分たちのリズムが出てきてた。後半は自分たちのサッカーができたと思います。自分のプレーはオーバーラップは何回かしたけれど、点に絡めなかったので」

―U-22代表とチームとの活動が続くけれど
「試合してリカバーしてまた試合してという状況が続いている。でも問題はないです。移動して移動して試合してという生活にはだいぶ慣れました」

―大学生活も最後の1年
「(流通経済大柏時代ともに)選手権で優勝したメンバーが(トップチームに)上がってきて。4年生だし、またあのメンバーたちと全国制覇したいというのはありますね。自分自身は去年からが勝負だと思っていたけれど、いい成績を残せなかった。今年は4年生ということもあって、去年とはまた違う形で気持ち入れてやっている。それが結果にもつながっていると思う」

―どのような部分でチームの力に
「みんなからムードメーカーと言われているんで、そのとおり雰囲気よく試合できるように。みんなが疲れたときにどれだけ声を出せるかというのは求められていると思うし、常にできるようにしたい」

―注目される進路については
「J1目指しているんで、J1のチームにいきたい。まだ(進路を決定するだけの)差はないですね。(決め手となるのは)自分が求められているチームだったり、自分の武器でもあるサイド攻撃するチームであることとか。環境とかも考えて最終的な判断をしたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:「College star voice」

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