beacon

磐田が連覇へ好発進!!U-22代表・山崎弾&小林のプロ初ゴールで勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加
[6.5 ナビスコ杯1回戦第1戦 磐田2-0福岡 ヤマハ]

 ジュビロ磐田が連覇へ向けて順調なスタートを切った。ナビスコ杯1回戦第1戦が5日に各地で行われ、磐田はホームでアビスパ福岡に2-0で勝利した。一方、敗れた福岡はこれで公式戦9連敗となってしまった。

 エースFW前田遼一が日本代表に招集されていて、不在の状況だったが、若手が奮闘をみせてチームを勝利に導いた。先制点を決めたのはU-22代表のFW山崎亮平だった。前半13分、DF田中誠のバックパスをかっさらうとドリブル突破。GKとの1対1も冷静にかわすと、最後は無人のゴールにシュートを決めた。

 山崎は昨季のナビスコ杯準決勝第2戦の川崎F戦(3-1)で決めたプロ初ゴールがチームを決勝へ導くV弾だった。さらに決勝戦の広島戦(5-3)では途中出場から決勝点となる4点目のゴールを決めるなど活躍をみせていた。今年のナビスコ杯でも、初戦から存分に存在感をアピールした。

 山崎のゴールで幸先良く先制すると、後半18分にはゴール前混戦でMF山田大記と今季初先発のFW金園英学が粘り、流れたボールを最後はMF小林裕紀がボレーシュート。明治大から今季加入した大卒ルーキーのプロ初ゴールで2点差に突き放し、試合を決定づけた。そのまま逃げ切った磐田が2-0の勝利。連覇へ向けて好発進となった。

 クラブによるとプロ初ゴールを決めた小林は「嬉しかったです。PA内に入っていいところにこぼれてきたので、ちょっと上手くいきすぎましたがシュートが入ってくれてよかったです」と得点を喜んだ。

 先制点を決めた山崎はU-22代表について「やはりチームで出ている試合がアピールの場だと思うので、常に結果を残していきたいです。(U-22日本代表の)試合も近いですし、アピールする場も限られてくるので、しっかりアピールしていきたいです」と力強く意気込んだ。同代表は今月19日と23日にロンドン五輪アジア2次予選でU-22クウェート代表と対戦する。この勢いを代表にもつなげていくつもりだ。

(文 片岡涼)
▼関連リンク
ナビスコ杯2011特設ページ

TOP