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[Y☆voice119]千葉U-18MF井出遥也「前を向いたときに日本一と言われる選手に」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第119回目はジェフユナイテッド千葉U-18のMF井出遥也選手です。
 年代別日本代表選出歴も持つ千葉の絶対的司令塔。絶対の自信を持つ1対1、そしてハイレベルのボールコントロールと視野の広さから決定機をつくり出す世代注目のゲームメーカーです。トップチーム昇格候補にも挙げられている注目MFの目標とは?(取材日5月29日)

―大雨の中で行われた桐光学園戦は2-0で勝利
「水溜りができていたので、きょうの試合は自分たちのつなぐサッカーではなくて、ピッチに合ったサッカーをした。それがいい結果につながったと思います。負けが続いていたけれど、いい勝ち方ができて次につながった」

―個人的に意識したことは
「ピッチの場所によってドリブルできるところとできないところがあった。場所によって区別してプレーしました」

―今考えている自分の武器とは
「1対1の部分では絶対に負けないと思っている。相手の脅威になるように、強い相手でもどんどん仕掛けていこうと思っている。あとは前を向いてチャンスメークできるところ、自分でも点を取れるところが武器」

―トップチームに練習参加したことで感じたことは
「ボールスピードだったり切り替えのスピードが一段階違う。1対1の部分では通用していたと思うので、スピードの部分をもう少し上げること。監督からはボールを持ったときに持ち味を出すように、仕掛けろと言われている」

―課題は
「今の段階だとシュートの数が少ない。相手に怖いと思われるように、前を向いたときのチャンスメークだったり、シュートにもっとこだわってやる。それがもう一つランクを上げることにつながると思う」

―意識している選手は
「(ブラジル代表の)ネイマールです。コーチがブラジルリーグが好きでネイマールを見せられて、意識するようになった。ボールを持っただけで周りが沸く。1対1が強くて間合いも勉強になる」

―今年1年の目標を
「中盤の部分で日本一の選手になれと言われている。前を向いたときに日本一と言われる選手になりたい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」)

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