高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第122回目は湘南ベルマーレユースのFW見留耀太選手です。
　今年チームの主将を務める万能型ストライカー。フィジカルの強さと技術を武器に前線で存在感を放つFWの今年の目標とは?(取材日7月3日)

―強豪、山梨学院を倒しての勝利
「クラブユース選手権予選で負けて気持ちの面で落ちていたけれど、みんなで切り替えていこうと話していた。クラセンは正直全国へ行ける自信があったし、ショックでした。でもきょう勝てたことは自信になったし、次につながる試合だったと思う」

―自分自身の武器、役割とは
「前で起点となること任せられている。全ての面で貢献すること。ドリブル、シュート、ラストパス全てでチームの勝利に関わりたい」

―今年の湘南ユースは
「チーム全体仲がいい。やっていて面白いチームです」

―大森監督が就任してこれまでと変わったところがあると思うが
「オフでもゴミを拾ったり、ピッチ外でも人間として恥ずかしくない行動を取ることを徹底している。そしてサッカーを楽しむこと。自分たちの好きなサッカーをやることができている。だから練習でも全てではないですけれど、楽しんでやることを意識している。みんなで楽しみながら声出し合ってやれば質も変わってきますから」

―好きな選手は?　今年1年の目標も
「アグエロです。ドリブル、シュート何でもできるから。プリンス1部に復帰することが3年の仕事。それを達成してJユースカップにつなげたい」

(取材・文　吉田太郎)

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「Youth star voice」)