[7.17 J1第5節 山形0-2名古屋 NDスタ]

　名古屋グランパスがFW玉田圭司の得点ランクトップタイとなる今季9点目とFWケネディの2戦連続ゴールで山形に2-0で勝利した。今季2度目の3連勝を飾り、これで11試合負けなし(7勝4分)となった。

　負傷離脱していたGK楢崎正剛が4試合ぶりにゴールマウスを守り、負傷明け2戦連続途中出場だったMF中村直志が7試合ぶりの先発復帰を果たした。

　先制点を奪ったのは2試合ぶりに先発した玉田だった。前半43分、中村の右クロスをFW永井謙佑が折り返し、玉田が左足ダイレクトでシュートを沈めた。玉田の今季9点目となるゴールで先制に成功した。

　後半に入っても名古屋の勢いは止まらない。後半9分、細かいパス回しから最後は玉田がシュートを放ったが、枠を外れた。それでも同12分、DF田中隼磨が落としたボールを永井が右クロス。グラウンダーの早いボールをケネディが押し込み、2-0と突き放した。そのまま逃げ切った名古屋が勝利をおさめ、神戸戦(1-0)、鹿島戦(2-1)に続く3連勝を飾った。

　先制点の玉田は試合後のインタビューで「みんなで取った勝利。負けない試合をできるだけ続けていきたい」と力強く意気込んだ。順位もついに暫定3位に浮上。消化試合が1試合少ないながら、首位・横浜FMとの勝ち点差も4に迫った。