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[Y☆voice124]前橋育英MF横山翔平「インハイは獲らないとダメ」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第124回目は前橋育英高(群馬)のMF横山翔平選手です。
 「上州の虎」名門・前橋育英の10番を背負うアタッカーは地元・ザスパ草津も注目する存在。今夏、初となる全国舞台の全国総体で日本一獲得を狙うMFの武器、将来の目標とは?(取材日7月9日)

―市立船橋とのプリンスリーグ関東は1-0で勝利。自身のプレーについての感想は
「前半はなかなかボールをおさめられなくて。いいポジションでボールを受けられなかった。でも後半はワイドでリズムをつくれていた。でも自分はもっとしっかりと前を向いて、アイディアを出していかなければいけない。もっと練習しなきゃダメです」

―今考えている自身の武器とは
「ドリブルもいけるし、スルーパスも出せる。ドリブルやパスがそれぞれ得意な選手はいると思うけれどドリブル、パスだけじゃないところが自分の特長だと思います」

―エースとしての役割について、自分が、という自覚を持っているか
「まだまだですね。ただ自分がしっかりやらないといけないという自覚はあります」

―全国総体へ向けて
「自分たちは昨年、(総体の)全国に出ていません。チャレンジャー精神を持っていいパフォーマンスを発揮できれば。気持ちを入れてやっていきたい。自分はまだ全国に出たことがないので高いレベルであっても持ち味を出すところだったり、点を取るところを見せたい。目標は上手い選手ではなく怖い選手になること。練習して全国でも決められる選手になる」

―チームの状態は
「インハイ予選を通して個人、チームとしてしっかりと成長できている自信がある。インハイは取らないとダメ」

―憧れの存在は
「乾選手です。所属していたJrユースがセゾンFCとつながりがあって間近で見て印象的だった」

―将来については
「プロは夢でもあるけれど、そこが目的ではない。もっと上を目指していきたい。結果を求めたい。結果が物言う世界。個人としてもプロを目指しているし、まずはしっかりと練習して全国タイトルを取りたい」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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