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[総体]海星がPK戦の末に刈谷下して2回戦へ

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・28 全国高校総体1回戦 刈谷1-1(PK5-6)海星 TDK]

 海星(長崎)が1-1でもつれ込んだPK戦の末に刈谷(愛知2)をPK6-5で下して、2回戦進出を決めた。29日に行われる2回戦では香川西(香川)と対戦する。

 互いにチャンスを決めきれずに時間は進んだ。海星は県予選決勝でゴールを決めたFW春田慎也を的に攻撃を展開。サイドからDFの裏を狙っていく。対する刈谷は守備を固めてカウンターから好機を伺うも、1点が奪えない。得点のないままに後半30分過ぎを迎えた。

 試合は終了間際に大きく動く。後半33分、獲得したPKを春田が決めて、海星が先制。この1点が値千金の決勝ゴールになるかと思われたが、まさかの展開が待っていた。後半ロスタイム2分、FW今野義規のパスからMF深津壮太がシュート。途中出場の2人が劇的同点弾を演出し、1-1に持ち込んだ。試合は70分間で決着がつかずにPK戦に突入した。

 互いに全員が決めて迎えた6人目。海星のDF西凌平が失敗するも、刈谷もMF深津裕貴がミス。そして7人目、刈谷は劇的な同点弾を決めた深津が痛恨の失敗。対する海星はDF川原開が決めて試合は終了。海星が初戦を突破した。

[写真]PK戦で勝利を収めた海星
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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