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[総体]PK戦9人目で決着、桐蔭学園が死闘制し前回王者・市立船橋を下す

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・29 全国高校総体2回戦 市立船橋1-1(PK7-8)桐蔭学園 八橋運動公園陸上競技場]

 前回王者が初戦で散った。桐蔭学園(神奈川)は市立船橋(千葉)と1-1のままPK戦にもつれ込む死闘の末、PK8-7で競り勝った。昨年の全国総体覇者を下した桐蔭学園は30日の3回戦でかえつ有明(東京)と対戦する。

 両チーム合わせて18人が蹴ったPK戦。両チームが5人目まで全員成功し、サドンデスに突入すると、6人目は互いに失敗。最後は市立船橋の9人目、DF小出悠太が失敗し、桐蔭学園が死闘を制した。

 昨年の大会得点王のゴールで試合は幕を開けた。市立船橋は前半4分、FW和泉竜司が中央をドリブルで駆け上がり、自らフィニッシュ。10年の全国総体得点王の先制点でリードを奪った。

 前半は市船ペースで進んだが、桐蔭学園も徐々に押し返し、攻勢を強める。すると後半7分、左サイドからのFW市村一貴のクロスにMF小形聡司が合わせ、同点弾。小形の1回戦・瀬戸内戦(2-1)に続く2戦連発弾で試合を振り出しに戻した。

 後半のシュート数は桐蔭学園の7本に対し、市立船橋は2本。確実にチャンスをつくる桐蔭学園に対し、市立船橋も粘り強いディフェンスを見せるなど互いに譲らず、1-1のままPK戦に突入。一進一退の攻防はPK戦まで続いたが、最後は桐蔭学園が市立船橋の連覇の夢を打ち砕き、3回戦に駒を進めた。

[写真]PK戦での勝利に沸く桐蔭学園の選手たち
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)

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