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[総体]神村学園、怒涛の後半5発で名門下す

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)
[7・29 全国高校総体2回戦 神村学園5-2武南 TDK秋田総合スポーツセンター]

 怒涛の後半5発。神村学園(鹿児島)が武南(埼玉2)を5-2で下し、3回戦へ駒を進めた。

 初戦で優勝候補の青森山田を1-0で下した名門・武南と07年4強の神村学園との一戦は、0-0で投入した後半、激しくスコアが動いた。特にゴール前での即興性とシュート精度で上回った神村学園が、V候補を完封している武南ゴールを次々とこじ開けていく。

 まずは後半9分、FW野嶽惇也のラストパスからMF遠藤哲太が待望の先制ゴールを決めると、さらに19分には遠藤のクロスをDF大戸慎平が決めて2-0。MF永冨弘之主将や遠藤、DF宮内拓未のドリブル、スルーパスによるチャンスメークから次々とゴールへ襲い掛かった神村学園は大戸が決めたゴールの3分後にも野嶽が決めて3点差。県大会決勝で鹿児島城西から6ゴールを奪って6-4で優勝するなど、その攻撃力で相手を圧倒する神村学園はその後も永冨のPKと野嶽の2点目でゴールラッシュを締めた。
  
 名門の意地を見せたい武南は後半ロスタイムにFW遊馬将也のアシストから交代出場のFW森陰修平が左足ダイレクトでゴール。さらにMF谷口貴哉もゴールを破るなど最後まであきらめずに戦い抜いたが敗退が決定。勝った神村学園は30日の3回戦で大阪桐蔭(大阪2)と対戦する。

[写真]神村学園は後半5発で快勝(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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