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[総体]2回戦でハットの田上が決勝弾、流経柏は松山工にスコア以上の完勝

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平成23年度全国高校総合体育大会「2011熱戦再来 北東北総体」サッカー競技(秋田)

[7・30 全国高校総体3回戦 流通経済大柏1-0松山工 仁賀保グリーンフィールド]

 流通経済大柏はDF田上大地が2戦連発となる決勝点を決め、1-0で松山工(愛媛)を下した。昨年は3回戦敗退、一昨年は初戦敗退に終わっていた3年前の王者が、3大会ぶりにベスト8に進出。8月1日の準々決勝では新潟明訓(新潟)と対戦する。

 スコア以上の完勝だった。前半9分、左サイドからMF木村直也、DF森一樹とつなぎ、森のクロスを田上がヘディングシュート。2回戦・座間戦(3-1)でハットトリックを達成した田上の2戦連発となる先制点で幸先良く先制すると、その後も一方的にゲームを支配した。

 前半の35分間だけで14本のシュートを浴びせ、被シュートはゼロ。素早い攻守の切り替えと前線からのプレッシャー、縦に早い攻撃で松山工を攻め立て、まったく相手に自分たちのサッカーをさせなかった。

 しかし、2点目を奪うことができず、前半を1-0で折り返すと、後半も試合の流れは流通経済大柏が握っていたが、シュート数は3本対3本。最後まで追加点を取れず、1-0で70分間を終えた。

 決定力に課題は残したものの、3連戦を豊富な運動量で戦い抜き、選手に疲労があったのも確か。準々決勝は今大会唯一の中日を挟み、8月1日。この日の課題を新潟明訓戦につなげ、3年ぶりの王座奪還へ、まずは4強への切符をもぎ取る。

[写真]決勝点を決めた田上
(写真協力 『高校サッカー年鑑』)


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