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広島が李&佐藤弾で甲府を下し、今季2度目の連勝!!

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[8.6 J1第20節 甲府0-2広島 中銀スタ]

 サンフレッチェ広島が日本代表FW李忠成とFW佐藤寿人のゴールで甲府に2-0で勝利を収めた。前節の清水戦(4-0)に続いての連勝を飾った。

 日韓戦を戦う日本代表にも選出された李が「積極的にゴールを狙っていこうと思っていた」と話した通りに、序盤からチャンスをつくった。前半19分、PA内左でボールを受けた李がDFダニエルとDF市川大祐の間を割る形で、ドリブルで中央へ切り込んでいった。そこで市川に倒されてPKを獲得。これを自らゴール右隅へ決めて、広島が先制に成功した。

 その後はセットプレーからFWハーフナー・マイクにシュートを打たれ、危ない場面も迎えるがDF森脇良太ら守備陣が奮闘。GK西川周作も好セーブをみせて、ゴールを許さない。1点のリードを守って、前半を折り返した。

 そして後半29分には追加点。MF高萩洋次郎からくさびの浮き球パスをPA右で受けた佐藤がワンバウンドしたボールを右足ダイレクトでループシュート。鮮やかな軌道を描いたボールはGKの頭上を抜けて、ゴールネットへ吸い込まれた。佐藤の今季6点目となる技ありシュートが決まり、2点のリードに成功した。試合はそのまま終了。広島が2-0で勝利した。

 試合後のテレビインタビューでペトロヴィッチ監督は「我々の問題は1点取ったあとに、いかに2点目を取るか。ここのところ結果の出ない試合があったが、今日はこうやって勝つことができた」と勝利を喜んだ。

 また、先制点を決めた李は、これで今季10点目となり、得点ランクトップタイに躍り出た。日本代表として迎える10日の日韓戦へ弾みをつけるゴール。試合後のテレビインタビューでは「すごくいい流れで日韓戦を迎えられる。代表では得点という形で結果を残したい」と強く意気込んだ。

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