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右太腿打撲で負傷交代の岡崎は軽傷を強調

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[8.10 キリンチャレンジ杯 日本3-0韓国 札幌ド]

 日本代表FW岡崎慎司(シュツットガルト)が右太腿を打撲し、途中交代した。前半12分に相手との接触プレーで負傷。「やれそうかなと思って続けた。今まで打撲でやれないことはなかったので」とプレーを続行したが、前半35分にFW清武弘嗣(C大阪)と交代した。

 交代は自分から訴えたわけではなく、ベンチの判断。「たぶん交代するだろうなとは思っていた」と本人も言うように、欧州のシーズンが始まったばかりで、親善試合ということもあり、大事を取っての交代となった。試合後は「大丈夫です」と軽傷を強調。ミックスゾーンも普通に歩いて通り、報道陣の取材にも丁寧に応じていた。

 試合では前半2分にチームのファーストシュートを放つなど積極的にプレーしていた。本田圭佑、香川真司と2列目を形成し、流動的な攻撃から韓国を押し込んだ。3-0の快勝には「W杯予選前にいいゲームができた。自分たちのサッカーはこれだというのを見せられたと思う」と胸を張ったが、「今日もちょっとしかプレーできなくて、シュツットガルトでもちょっとしかプレーしていない」と消化不良感も残った。

 自分と交代して入った清武はA代表デビュー戦で2アシスト。「若い選手はどんどん出てくる。自分も頑張らないといけないし、そんなに意識はしていないけど、刺激になる」と話していた。

(取材・文 西山紘平)

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