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山形は開始12分で2失点……ダービーで悔しい連敗

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[8.27 J1第24節 仙台2-1山形 ユアスタ]

 モンテディオ山形は仙台に1-2で競り負け、“みちのくダービー”で2連敗を喫した。FW長谷川悠が負傷離脱するも、ここ3試合連続負けなし(1勝2分)と奮闘をみせていたが、4戦ぶりの黒星となった。

 前節の清水戦(1-1)からメンバーを代えずに試合に臨んだ。しかし開始直後の3分に早くも失点。右サイドからクロスを許すと、FW赤嶺真吾にシュートを決められた。なんとか追いつきたかったが同12分、まさかのPKを献上してしまった。PA内でDFチョ・ビョングクをFW大久保哲哉が倒してしまう。このPKをMF梁勇基に決められて、2点差に突き放された。

 1点を返そうと攻め込む山形はMF山崎雅人や大久保を起点にチャンスをつくろうとするが、なかなか枠を捉えることができない。それでも前半30分、山崎がチョ・ビョングクに倒されてPKを獲得する。キッカーを務めるのは大久保。冷静にグラウンダーのシュートをゴール右に決めた。同34分には縦パスを受けた山崎がPA手前からミドルシュートを放つが、枠を外れた。1-2で前半を折り返した。

 後半にはサイドから押し込まれる場面が目立ち、簡単にクロスを入れられた。それでも守備陣が奮闘をみせて、最後のところで失点を許さない。しかし攻撃ではチャンスをつくることはできず。試合終了間際には、MF太田徹郎からのパスをFW古橋達弥が胸で落とし、走り込んだ山崎がダイレクトでシュートを狙ったが枠を捉えることはできなかった。結局1-2のまま試合は終了。4試合ぶりの敗戦となった。

 試合後のテレビインタビューで小林伸二監督は「堅いゲームになるかなと思い、どこでこじ開けるかだと思っていた。しかしミスから試合が始まってしまい、大味なサッカーになった」と敗戦に唇を噛んだ。

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