beacon

[予選]町田ゼルビアがPK戦で専大振り切る:東京

このエントリーをはてなブックマークに追加
 第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会の本大会出場権を懸けた東京都サッカートーナメント決勝が27日、西が丘サッカー場で行われ、FC町田ゼルビアが1-1からのPK戦の末、専修大に5-4で勝利。同大会初優勝で2年連続2回目の天皇杯出場を決めた。

 町田経済新聞によると、試合は前半24分、MF町田也真人(4年=埼玉栄高)のミドル弾により専大が先制。だが町田は同28分、FW北井佑季(前・近畿大)が獲得したPKをFW勝又慶典(前・桐蔭横浜大)が決めて同点に追いつく。1-1のまま決着のつかなかった試合はPK戦へ突入。町田はGK修行智仁(前・ガイナーレ鳥取)が相手の1人目をストップすると5人全員が成功して5-4で激戦を制した。

 町田のポポヴィッチ監督は「(専大は)町田の監督に就任してから対戦した中で一番強いチームだった。攻撃的で早い魅力的なサッカーをしたが、流れのなかから崩されることはなかった。PKは練習していないので見ていなかった」と振り返り、延長後半終了間際に相手選手と交錯して負傷を負いながらも戦い抜いた修行について、「すばらしいプレーでチームを救ったヒーロー。トレーナーの見解では、頬を骨折している可能性がある」と話したという。町田は9月3日の天皇杯1回戦で山梨学院(山梨)と戦う。

【東京】
[決勝](27日)
町田ゼルビア1-1(PK5-4)専修大
※町田ゼルビアは2年連続2回目の天皇杯出場

TOP