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“磐田キラー”の赤嶺も不発、仙台はホームで前回王者・磐田とスコアレス

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[9.14 ナビスコ杯2回戦第1戦 仙台0-0磐田 ユアスタ]

 ベガルタ仙台はホームで前回王者のジュビロ磐田と対戦し、0-0で引き分けた。過去の磐田戦では9戦10得点を決めている“磐田キラー”のFW赤嶺真吾も、この日は不発に終わり、

 仙台はFW柳沢敦が公式戦5戦ぶりに先発出場。赤嶺と2トップを組んだ。慎重な立ち上がりになると、なかなかチャンスをつくることはできず。前半を0-0で折り返す。後半3分には、MF松下年宏の右クロスに赤嶺が飛び込み、頭で合わせたが枠を外れた。

 ゴールが奪えずに時間が過ぎると、後半23分には柳沢に代えて、FW太田吉彰を投入。すると出場直後の同25分、左サイドからドリブルで仕掛けた太田がPA手前で倒されて絶好の位置でFKを獲得した。松下が直接狙ったボールは枠を捉えるもGK八田直樹に止められた。同29分には、この日一番の決定機が訪れる。DF菅井直樹の低い弾道の右クロスにDFを振り切った赤嶺が頭で合わせたが、惜しくもポスト右を叩いた。結局1点が奪えずに0-0で試合は終了した。

 対する磐田は連戦の影響から主力選手の多くを温存。GK川口能活、日本代表DF駒野友一、MF西紀寛、FW前田遼一らがメンバーを外れた。それでもU-22日本代表のFW山崎亮平やMF山本康裕が果敢な攻撃をみせてはチャンスメイク。序盤から積極的にシュートを放った。しかし枠を捉えることはできずに1点が奪えない。後半12分には、山本康のスルーパスに抜け出したDF山本脩斗が右足でシュートを放つがGKに止められた。

 後半33分にはアクシデントが起こってしまう。MF角田誠と接触した山本康が右足を負傷。あす15日からはロンドン五輪アジア最終予選を戦うU-22代表合宿が控えているMFが担架に運ばれ、負傷交代してしまった。同39分にはFWジウシーニョに代わって、FW荒田智之をピッチへ送った。故障明けのストライカーが公式戦6戦ぶりの出場を果たした。しかし、その後もゴールは奪えず。引き分けに終わった。


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