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F東京が谷澤の2得点などで4発快勝、3回戦進出

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[10.8 天皇杯2回戦 F東京4-0FC鹿児島 味スタ]

 天皇杯2回戦が8日に各地で行われた。FC東京は天皇杯初出場のFC KAGOSHIMAと対戦し、MF谷澤達也の2得点などで4-0で勝利した。

 まずは前半14分、DF徳永悠平からのパスをPA手前正面でFWルーカス、MF梶山陽平とショートパスでつなぐ。梶山が右サイドに流したボールが相手DFに当たり、コースが変化。PA内右へ走り込んだ谷澤の足元へ転がり込んだ。これを谷澤が冷静に右足シュート。F東京が先制に成功した。

 前半17分には追加点のチャンスが訪れる。PA内へ走り込んだ梶山がMF内薗大貴に倒されてPKを獲得した。しかしルーカスがゴール右へ蹴り込んだシュートは17歳の高校生GK船川航司朗がキャッチ。ビックセーブに阻まれて追加点は奪えなかった。それでも前半30分、中央の梶山からサイドに展開するとDF中村北斗が右クロス。これにニアサイドのDF森重真人が頭で合わせて、2-0に差を広げた。そのまま前半を折り返した。

 後半に入ってもF東京は攻撃の手を緩めない。後半31分には、途中出場のMF石川直宏の右クロスにゴール正面のルーカスが合わせて、ヘディングシュート。3点差に突き放す。さらに終了間際の45分には谷澤がこの日2点目のゴールを決めて、4-0。そのまま試合は終了し、F東京が11月16日に行われる3回戦進出を決めた。

 試合後のテレビインタビューで2得点を決める活躍をみせた谷澤は「こういう試合は先制点がカギになる。それが取れて楽になれた」と自身のゴールを振り返り、「去年は準決勝で負けているので、今年は決勝に行けるようにチーム一丸となって頑張りたい」と3回戦へ向けて力を込めた。

 一方、Jチーム相手に実力差をみせつけられたFC KAGOSHIMAのMF田上裕キャプテンは「とても力の差を感じる試合だった。いい結果を出せれば良かったが、やれるだけのことをやろうと試合に臨んでいた」とゲームを振り返っていた。

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