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20歳MF森岡がプロ初ゴールから一気に3発!神戸が8ゴール快勝

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[10.10 天皇杯2回戦 神戸8-0三洋電機洲本 加古川]

 ヴィッセル神戸は関西サッカーリーグの三洋電機洲本に8-0で大勝。FC東京と対戦する3回戦へ駒を進めた。

 期待の20歳MFが公式戦初ゴールを含む3ゴールの大暴れだ。神戸のMF森岡亮太は前半22分、DF宮本恒靖のアシストから先制ゴール。それまでは決定機を外す場面もあったが、このゴールで吹っ切れた森岡は32分にもゴールを奪うと、後半1分にもDF近藤岳登のラストパスから3点目を決めてハットトリックを達成した。

 京都の強豪・久御山高から神戸へ入団して2年目。ルーキーシーズンの昨年もリーグ戦8試合で起用されたチーム屈指のテクニシャンだ。神戸によると和田昌裕監督は3得点の活躍を見せた森岡について「(最近は)彼らしくないプレーが多く見られていたので、メンバーから外していました。先発のチャンスを良いきっかけにしてほしかったので、先発で応えてくれ、ハットトリックを達成してくれました。彼にとっては出来すぎかもしれませんし、当たり前かもしれません。いずれにしても、これまでとれなかった得点を取れたことで自信になってくれると良いと思います」と更なる活躍を期待していた。

 森岡は「こんなにチャンスが出てくるわけではないと思いますが、一つ目のチャンスを外しているのでリーグ戦ではそこを決めていければ、もっと自分も自信を持っていい流れになると思います。得点出来たこともですが、アシストも出来ました。ゴールに絡むプレーが出来たことに自信を持ってやっていきたいと思います」と意気込んでいた。

 チームは公式戦3連敗中だったが、リーグ戦終盤へ向けても弾みのつく勝利。宮本は「ゴールの形でいくつかいい形が出来ていたし、今週練習でやってきたものを出せました。試合で結果を出せたことはすごくいいことなので、リーグ戦で勝てていない分、しっかり点を取って次へ弾みをつけたいと思っていたので、それは出来たと思います」と今後へつながる勝利を喜んでいた。
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