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名古屋が新井&田中&田口のプロ初Gなどで6発大勝

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[10.12 天皇杯2回戦 名古屋6-0FC鈴鹿 瑞穂陸]

 名古屋グランパスが東海社会人リーグのFC鈴鹿ランポーレ(三重)を6-0で下し、3回戦に進出した。控え組中心で臨んだ中、前半14分にMFブルザノビッチが先制点が決めると、前半だけで4得点、そして後半に2点を追加。後半36分に退場者を出した相手に手を緩めず、今季最多の6得点を記録した。9日のナビスコ杯準決勝・鹿島戦は延長の末に1-2で敗れる悔しさを味わったが、若手とベテランが共闘して勝利をつかんだ。

 鹿島戦からはスタメンを6選手入れ替えた。GK高木義成、DF千代反田充、DF新井辰也、DF田中隼磨、DF三都主アレサンドロ、MFブルザノビッチ、MF吉村圭司、MF橋本晃司、MF金崎夢生、MF田口泰士、FW永井謙佑が名を連ねた。前半から名古屋が実力を発揮。前半はシュート13本放ち、ブルザのビッチが同14分と同35分と2得点、橋本が同19分に1得点、新井が同42分に1得点と計4得点を奪った。

 後半も攻撃の手を緩めない。後半も前半と同様に13本のシュートを放ち、相手ゴールに襲いかかった。後半33分に途中出場のFW田中輝希が5-0とするゴールを決めると、同43分には田口が6-0とするゴールを奪った。DF新井辰也、FW田中輝希、MF田口泰士の3選手にとっては、記念すべき公式戦プロ初ゴールとなった。守備面もFC鈴鹿に後半は4本のシュートを打たれたが、前半は0本に抑えるという圧倒的な力の差を見せた。

 ただ、後半開始から出場したFW玉田圭司が終盤に倒れ込んで右足を痛むシーンがあった。玉田は2日の清水戦で右足関節三角靭帯損傷で全治約2週間と診断され、この試合で復帰したばかりだった。名古屋はリーグ戦再開の15日に首位のG大阪と大一番を迎えるだけに、玉田の状態が心配される。


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