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G大阪、19歳の内田や大森、川西ら若手が奮闘。GK藤ヶ谷はアシストを記録

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[10.12 天皇杯2回戦 G大阪2-0SAGAWA 万博]

 ガンバ大阪がJFLの強豪SAGAWA SHIGA FCを2-0で下し、3回戦に駒を進めた。1-2で敗れた9日のナビスコ杯準決勝・浦和戦から先発を9人入れ替え、19歳のDF内田達也やDF大森晃太郎、22歳FW川西翔太ら多数の若手を起用されたが、期待に応えてみせた。クラブによると西野朗監督は「多少、クオリティは落ちますが、こういう勝ち上がらなきゃいけない試合でしっかり結果を出してくれた」と一定の評価を与えた。

 G大阪のスタメンはGK藤ヶ谷陽介、DF大森晃太郎、DF金正也、DF内田達也、DF藤春廣輝、MF武井択也、MF横谷繁、MFキム・スンヨン、MF星原健太、FW大塚翔平、FW川西翔太だった。前半26分に川西が先制点を奪うと、後半2分にはキム・スンヨンが追加点を決めた。

 このキム・スンヨンのゴールは、何とGK藤ヶ谷陽介がアシスト。オフサイドで得たFKを藤ヶ谷が前線に入れると、運良く相手のDFラインの間に通り、キムが走り込んでダイレクトでシュートを放った。12日のスポーツニッポンweb版によると、藤ヶ谷は「記憶にない。初めてじゃないですかね」と笑顔を見せたという。

 ナビスコ杯のショックを振り払い、15日から再開するリーグ戦に弾みをつけたG大阪。ただ、ここまですんなり来たわけではないようだ。西野監督は「ナビスコが終わって翌日に45分のゲームをして不甲斐ない出来でした。何人か個別に厳しいことを言いました。天皇杯へのアプローチの中、こんなのでいいのかと」と一部選手を叱咤し、この試合に切り替えるよう策を尽くしたことを明かした。

 そして、「今日、集中力を上げてよく入ってくれた選手もいます。特にセンターバックの2人。また、大塚もナビスコで点をとったことで落ち着いてやれているし、90分やれたことは評価したいと思います」と奮闘した若手選手を賛えた。15日の再開初戦は名古屋と強敵だが、帰ってくるMF遠藤保仁と力を合わせ、総力戦で勝利を目指す。


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