高校サッカー選手権2011
【兵庫】
市立西宮が全国選手権初出場!!

---

[2011年全国選手権予選]
【展望】
　滝川二は全国連覇への第一関門を突破することができるか。全国総体は静岡学園との初戦をPK戦の末に落としたものの、内容で上回っていたのは滝川二。爆発的なスピードと技術で相手ディフェンスを切り裂くFW札場健太とMF恵龍太郎、MF筒井亮磨の個人技や左SB平田雄己のオーバーラップから決定機を連発していた。守備面もCB亀岡淳平ら安定しているだけに全国進出への課題は決定力の向上となりそうだ。総体予選で滝川二を追い詰めた報徳学園は得点力のある2年生FW高田直人とFW磯岡優斗、MF野尻志遠を攻撃の起点に近畿大会出場。総体予選では5回戦で姿を消した神戸科学技術はFW吉井優真の得点力などを活かして選手権での頂点を狙う。総体予選準優勝の古豪・関西学院はCB霧嶋貴一、GK福井恵輔らによる堅守に注目。またプリンスリーグ関西2部の神戸国際大付、須磨友が丘、新人大会優勝の神戸弘陵、同準Vの市立西宮、明石城西は激戦区を突破できるか。

---

【ベスト16】
滝川二、三木北、須磨友が丘、県西宮、明石城西、神戸科学技術、伊丹西、市西宮、三田、県伊丹、神戸、神戸弘陵、長田、洲本、北須磨、関西学院

【準々決勝】(11月3日)
滝川二2-0須磨友が丘
明石城西1-3市西宮
県伊丹2-6神戸弘陵
長田0-3関西学院

【準決勝】(11月6日)
滝川二2-3市西宮
神戸弘陵1-0関西学院

【決勝】(11月13日)
市西宮1-1(PK4-2)神戸弘陵

---

<最近の全国大会成績>

---

[2011年度全国総体成績]
【滝川二】(初戦敗退)
1●1(PK2-4)静岡学園(静岡)

---

[2011年度高円宮杯プレミアリーグウエスト]
出場なし

---

[2010年度全国選手権成績]
【滝川二】(優勝)
6○1駒場(東京A)
4○1鹿島学園(茨城)
2○0青森山田(青森)
3○0日章学園(宮崎)
0○0(PK7-6)立正大淞南(島根)
5○3久御山(京都)

---

<最近の主な県大会成績>

---

[2011年全国高校総体予選]
【準々決勝】
神戸弘陵2-3報徳学園
滝川0-2滝川二
関西学院3-3(PK5-4)北摂三田
明石城西(明石城西の棄権)市立西宮

【準決勝】
報徳学園2-3(延長)滝川二
関西学院2-1(延長)市西宮

【決勝】
滝川二4-1関西学院

---

[2010年度全国選手権予選]
【準々決勝】
滝川二 1-0 神戸科学技術
明石城西 0-1 県伊丹
琴丘 1-5 報徳学園
市西宮 2-1(延長) 神戸弘陵

【準決勝】
滝川二 4-2 県伊丹
報徳学園 1-0 市西宮

【決勝】
滝川二 1-1(PK7-6) 報徳学園

---

[2011年度プリンスリーグ関西1部] (最終順位)
1.神戸U-18、2.G大阪ユース、3.大阪桐蔭、4.滝川二、5.初芝橋本、6.京都橘、7.神戸科学技術、8.野洲

[2011年度プリンスリーグ関西2部] (最終順位)
1.近大附、2.東山、3.洛北、4.奈良育英、5.草津東、6.関西大一、7.神戸国際大附、8.須磨友が丘、9.近大和歌山、10.水口、11.法隆寺国際、12.郡山

---

<過去の全国選手権成績>
[過去の全国選手権出場校]
25回=神戸(神戸一中)、16回=滝川二、14回=御影師範、9回=関西学院、8回=姫路師範、7回=神戸弘陵、6回=旧制関西学院(現関西学院大)、兵庫(神戸二中)、4回=甲陽学院(甲陽中)、御影工、3回=長田(神戸三中)、2回=神戸商、兵庫工、報徳学園、御影、神戸科学技術、1回=神戸高商(現神戸商大)、尼崎(尼崎中)、夢野台、芦屋、鳴尾、西宮東、東灘、北須磨、伊丹西

[全国選手権主な成績]
優勝=御影師範11(18年～24年、26年、29年、31年、32年)、神戸5(神戸一中、25年、30年、33年、35年、38年)、滝川二(10年度)
準優勝=姫路師範3(20年、21年、23年)、兵庫2(神戸一中、22年、37年)、御影師範(25年)、長田(神戸三中、40年)、尼崎(尼崎中、46年度)
4強=兵庫6(神戸一中、18年、20年、23年、24年、59年度、66年度)、旧制関西学院3(現関西学院大、20年、21年、22年)、滝川二(98年度、02年度、03年度)、姫路師範2(18年、19年)、神戸商(24年)、御影師範(34年)、長田(神戸三中、51年度)、関西学院(61年度)

(文・構成　吉田太郎)

---

▼関連リンク
【特設】高校選手権2011