第90回全国高校サッカー選手権宮城県大会決勝が5日、仙台市のユアテックスタジアム仙台で行われ、1-0で東北に勝った聖和学園が悲願の全国選手権初出場を決めた。

　2年ぶり8回目の全国を目指す東北との決勝は0-0のまま試合終盤へ突入。聖和学園は後半22分に投入された10番FW高橋孝冴が決勝点を奪う。河北新報によると25分、及川、土田とつなぎ、高橋孝が左足で決勝点を挙げた。夏の全国高校総体には2年連続出場している聖和学園だが、選手権では優勝候補に挙げられながらも結果が出ていなかった。ただ個人技をベースとしたサッカーにこだわり悲願の初優勝。今大会全て交代出場でチームトップの4得点をマークしている高橋孝は「練習してきたことが出せた」。DF斉藤健主将は全国へ向けて「自分たちのスタイルを貫き、インターハイ以上の成績を残したい」と力を込めている。

【宮城】
[決勝]
聖和学園1-0東北　

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