第90回全国高校サッカー選手権沖縄大会は5日、決勝を行い、2連覇を目指す那覇西と南風原が激突。那覇西が2-1で勝ち、2年連続12回目の優勝を飾った。

　琉球新報によると、那覇西は前半22分、左クロスからMF新垣航平が先制ゴール。今夏の全国高校総体に続く優勝を狙う南風原は直後に宮里和志が同点ゴールを決めたものの、那覇西は後半10分、下地希一主将の右クロスのこぼれ球をFW山内昌汰が右足で勝ち越しゴールを決めた。

　チームの武器であるサイド攻撃のスタイルを貫いての優勝。昨年度の全国大会では水橋を2-1で下したものの、3回戦で久御山に1-4で敗れている。下地主将は「新人、全国総体ともに優勝を逃して苦しんだ。自分たちの代で初タイトルなので本当にうれしい。昨年のベスト16を超えたい。8強入りを目指す」と昨年越えへ闘志をみなぎらせたという。

【沖縄】
[決勝]
那覇西2-1南風原

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