beacon

[MOM498]三浦学苑MF橋本拓也(2年)_初の決勝導く2発

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.6 第90回全国高校選手権神奈川県大会準決勝 三浦学苑3-2横浜市立東 等々力]

 初の決勝進出を果たした三浦学苑の主役は2年生MF橋本拓也だった。「自分の武器は守備から(ボールサイドから)逆サイドまでへ走りきるところ」というMFは前半4分、CB宮坂瑠(2年)の左クロスをファーサイドから飛び込みヘディングシュート。先制ゴールでチームを乗せると2-0の前半ロスタイムにもMF木村哲太(2年)の左クロスに再びファーサイドから飛び込みヘディングシュートを押し込んだ。

「等々力は来たのも初めて。前の試合の声援とか凄くて緊張した」という橋本拓だが、試合には自分のリズムで入ることができた。そして「自分が取るとは思っていなかった。めちゃくちゃうれしかった」という2ゴール。準々決勝の麻布大淵野辺戦に続く2戦3発と初の4強、初の決勝進出を果たしたチームの快進撃に大きく貢献している。

「インターハイでベスト4まで行ったのを見て三浦学苑に入ったけれど自分たちがここまで来れるとは思っていなかった。自分たちはチャレンジャー。今年全国へ出たい」。新鋭・三浦学苑で誰より乗っている170cmのMFが、決勝でも歴史を変えるゴールを決める。
 
(取材・文 吉田太郎)

▼関連リンク
【特設】高校選手権2011

TOP