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[選手権予選]注目FW山川4発!新潟西が新潟連覇!

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 第90回全国高校選手権新潟県大会決勝が13日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われ、新潟西がエースFW山川翔也主将(3年)の4ゴールなど5-2で帝京長岡を下し、2年連続4度目の全国大会出場を決めた。

 ともに準決勝で5得点をたたき出している両チームの対戦。テレビ新潟によると、新潟西は前半6分、グラウンダーの左クロスに飛び込んだ山川がゴール前で相手からボールを奪い返して左足で先制ゴールを押し込む。新潟西はさらに前半32分にも山川のアシストからPAへ抜け出したFW岡村洋也(3年)が左足で流し込んで2-0。34分にもMF青柳紘太のヘディングシュートのこぼれ球を山川が頭で押し込み3-0とした。

 帝京長岡は注目の2年生FW小塚和希のループパスからFW阿部秀杜(3年)が放った左足シュートがクロスバーを叩くなどなかなか追撃することができない。逆に新潟西は後半17分、FW吉川武志(3年)の右CKを中央の山川が頭でゴール左隅へ突き刺して4-0。帝京長岡はいずれも小塚のスルーパスから後半38分にFW星田朋弥(2年)、40分には1年生FW山田貴仁が連続ゴールを決めて2点差にまで迫ったものの、後半ロスタイムに山川の鮮やかなループシュートで突き放した新潟西が打ち合いを制した。

 山川は試合後のインタビューで「応援のみなさんの熱い応援のおかげで試合中、本当に気持ちが入って4点取ることができた。去年はベスト16だったの今回はベスト8に入って先輩たちを越えたい」。昨年の全国大会で3ゴールをたたき出している山川ら強力攻撃陣擁する新潟西。今夏の全国高校総体で新潟明訓が8強入りしたように、選手権でも新潟勢が上位進出を果たすか。

【新潟】
[決勝]
新潟西5-2帝京長岡

(取材・文 吉田太郎)

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