第90回全国高校サッカー選手権愛知県大会は19日、名古屋市の瑞穂陸上競技場で決勝を行い、中京大中京が初優勝を目指す名東に1-0で勝利。3年連続13回目の全国大会出場を決めた。

　決勝ゴールを決めたのは左足中足骨の骨折(9月)から復帰したばかりの3年生FWだった。中日新聞によると、試合は序盤から中京大中京が再三攻め込んだものの決定的な好機を得られないまま前半が終了。後半も名東の統制されたディフェンスをこじ開けられない時間が続いた。だが後半38分、クロスボールをMF加藤優汰(1年)が折り返したところ、「俺が決めてやる」と後半21分からピッチに入っていたFW栗本真宏(3年)が決勝ゴールを決めた。今大会は準決勝で交代出場しただけの3年生が大仕事をしてのけた。

　中京大中京は過去2大会連続で全国初戦敗退。劇的勝利の勢いで今年こそ全国舞台で大暴れする。

【愛知】
[決勝]
中京大中京1-0名東

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