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[MOM166]明治大FW阪野豊史(3年)指揮官も絶賛!!ピッチ狭しと頭脳的に躍動

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[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.18 全日本大学選手権1回戦 近畿大0-3明治大 たつのこ]

「今日はやっぱり阪野が抜群に良かった。うまくスペースを見つけて三田とのパス交換とかサイドバックからうまく引き出していたし、本当に彼は伸びた。抜けて良し、引いて良し、開いて良し、ヘディングして良し、縦横無尽だった」と指揮官は手放しでFW阪野豊史(3年=浦和ユース)を絶賛した。

 恵まれた体格を生かした大型ストライカーだが、この日は他の選手との連係も非常にスムーズで、得点シーンはMF三田啓貴(3年=F東京U-18)とうまくコンビネーションを見せてヘディングシュートを決めた。「先制点が大事だと思っていて、良い時間に点を取れて良かった。最初2回くらいオフサイドになったやつとコーナーキックになってしまったやつがあって悔しかったが、決められて良かった。三田があの形で持ったらあそこに蹴る、と大体わかっていた。良いボールを蹴ってくれたので触るだけだった。あいつが左に探しながら持ったら来るなと思う」とゴールを振り返り、三田との連係の良さを語った。

 献身的かつ頭脳的にピッチを動き回り、前線の起点にもなれていた。この日中盤とうまく絡んだ動きについては「そんなに意識はしていない」と謙遜していたが「相手のプレッシャーがあまりなくて中盤が良い形で前を向けていたので持ちやすかったのかしれない」と振り返った。

 準々決勝・仙台大戦に向けては「まずは守備から入って、個人的には点を取れたら良いと思う。うまくはたけるところは軽くはたいて、うまく顔を出したい」と語る阪野。関東大学リーグ得点王はインカレ得点王へも視界良好だ。

(取材・文 小林健志)

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