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[選手権]四日市中央工先発11選手コメント

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[1.9 全国高校選手権決勝 市立船橋2-1(延長)四日市中央工 国立]
  
 第90回全国高校サッカー選手権決勝が9日、東京・国立競技場で開催され、02年度以来5度目の日本一を目指す市立船橋(千葉)と91年度以来となる優勝を目指した四日市中央工(三重)が激突。前半1分にFW浅野拓磨(2年)の6試合連続ゴールで四日市中央工が先制した試合は、後半ロスタイムに市立船橋FW和泉竜司主将(3年)が同点ゴール。さらに延長後半5分に和泉の決勝ゴールによって勝ち越した市立船橋が2-1で勝ち、9年ぶり5回目の全国制覇を成し遂げた。

以下、四日市中央工先発11選手コメント

●GK 21 中村研吾(1年)
「本当に自分としては悔いが残る試合だった。失点シーンも自分のミスから。悔しい思いでいっぱいです」

●DF 2 坂圭祐(1年)
「本当に残り時間が少ないところでみんなで気をつけようと言っていたが、CKで失点してしまって悔しい。延長のシュートも打たれてしまって、自分はカバーに入っていて間に合わなかった。今大会では貴重な経験ができた。来年、再来年とまた国立に来たい」

●DF 3 西脇崇司(3年)
「相手の気迫がすごくて、そこでやられてしまった。自分たちがロングボールを使って、自分たちのスタミナが消耗していった。もっとあそこでつなげればよかった。そこが後半足が止まった原因だと思う」

●DF 13 藤山智史(2年)
「本当に悔しい。3年生を優勝まで連れていけなかったのが悔しい。やっぱり自分のプレーを出し切れていないのが……。この悔しい思いを持って、来年リベンジできたら」

●DF 15 川本将太郎(2年)
「1試合1試合を大事に楽しむというのを考えてやった。自分の力を出せなかったのが個人的には悔しい。もっと攻撃が持ち味なので、オーバーラップをしたり、味方を活かしてプレーできれば良かった」

●MF 7 松尾和樹(2年)
「自分は90分間走ることはできたが、負けてしまった。もっとゴール前で身体を張れたら良かったと思う。この悔しさをバネに、あとまた1年頑張って、国立に戻ってきたい」

●MF 8 寺尾俊祐(3年)
「同点に追いつかれてからは、スタンドの応援に元気をもらった。みんな行くぞという雰囲気だった。市船は前の試合でも、ギリギリで追いついているので、『まだ最後に何かがある』とみんなで声を掛け合っていた。大学では東海大でサッカーを続けますが、絶対に国立のピッチに帰ってこれるように。東海大を1部に上げたい」

●MF 9 田村翔太(2年)
「まだあまり自分のいいところを出せていない。やり切った感覚はない。最後にこんな悔しい思いはしたくない。まだ2年生なので次の大会に向けて、全てをもワンランク上げて、やっていきたい」

●MF 18 田村大樹(2年)
「素直に悔しい。悔しいしかない。ロスタイムを守っておけば……3年生最後の試合で勝てなかったのが悔しい。自分のプレーもできなかった。チームに貢献できるように、これからもっと頑張りたい」

●MF 25 生川雄大(3年)
「(後輩たちには)来年もこの国立のピッチに立って、次は優勝をめざして頑張って欲しい。交代の時はこのチームメイトとできるのは終わりだと思って、涙が出てきた。悔いはないです」

●FW 16 浅野拓磨(2年)
「悔しいのもあるが、最後の最後の今日までこのチームでできた幸せや喜びが今は大きい。ここまできて、優勝できなかったのは悔しかったが、今は喜びのほうが強い。みんなでこれだけ長い時間を一緒に過ごせたのは、本当に良かった。長いようで短いがいい経験だった」

(取材・文 西山紘平、吉田太郎、片岡涼)
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