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[MOM567]習志野DF藤原直哉(2年)_高さとフィード魅力の187cmCB

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.4 千葉県高校新人大会Aブロック決勝 習志野1-0東京学館浦安 八幡球]

 右足首の捻挫のために今大会初出場。だが体調不良で欠場したDF廣瀧公佑(2年)に代わってキャプテンマークを巻いたCBが完封勝利に大きく貢献した。習志野CB藤原直哉(2年)は昨年の選手権予選からレギュラーを務める187cmの大型DF。「高さがあるんでヘディングとフィードには自信がある」という藤原はその体躯を活かして、ロングボールを次々と跳ね返すなど東京学館浦安攻撃陣の前に立ちはだかった。ミスもあったが「(故障明けで)試合前は不安もあったけれど、失点しなくてよかった」と無失点勝利を喜んでいた。

 相手の上から叩きつけるような豪快なヘッドと、スピードのある相手2トップのケアも丁寧にしていた。水庫祥元監督が「経験を積んでいければ、面白くなる要素がある」と期待するように潜在能力十分。「憧れは吉田選手やバルセロナのピケのような選手」と自身と同様に足元の技術の高い選手を目指す藤原は「常にアピールしてプロになりたい」と目標を語った。
 
 チームメートたち同様に昨年の全国高校選手権千葉県予選準決勝で市立船橋に逆転負けした悔しさは忘れていない。「このままじゃダメ。昨年、キツイ試合をやっている。みんなを引っ張って、いい成績を残したい」とチーム、個人として結果にこだわって1年間を送る。

(取材・文 吉田太郎)

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