[3.14 五輪アジア最終予選 日本2-0バーレーン 国立]

　ロンドン五輪アジア最終予選は14日、各地で最終戦を行い、C組のU-23日本代表はホームの東京・国立競技場でU-23バーレーン代表と対戦した。後半10分、MF扇原貴宏の同代表初ゴールで先制すると、同14分にも約半年ぶりの先発となったMF清武弘嗣が追加点。2-0の快勝で勝ち点15に伸ばしてC組首位を確定させ、5大会連続9度目の五輪出場を決めた。

　試合後のセレモニーで関塚隆監督は「ロンドンへの切符をつかみ取ることができました」と声を上ずらせた。「これも皆さんの声援のおかげだと思っています。これから世界で、五輪で、しっかりとした戦いができるようにまた準備していきたいと思います」。サポーターにそう誓うと、選手から大量のペットボトルの水をかけられる“ウォーターシャワー”を浴びた指揮官は胴上げも受け、満面の笑みを浮かべていた。

(取材・文　西山紘平)

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