高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プリンスリーグ中国1部

　高円宮杯U-18サッカーリーグ2012 プリンスリーグ中国1部が14日、開幕した。

　昨年、全国リーグのプレミアリーグWESTを戦った広島観音高(広島)は岡山学芸館高(岡山)と対戦。1-1の前半30分、クロスバーを叩いたFW川崎雄太のヘディングシュートの跳ね返りをMF塚川孝輝が左足で決めて勝ち越すと、後半3分には塚本がこの日3点目のゴールを決めて3-1へと突き放す。試合終盤にも川崎が2点を加えた広島観音が6-2で快勝した。

　同じく昨年プレミアリーグWESTの立正大淞南高(島根)は聖光高(山口)と対戦し4-1で勝った。前半8分にFW林大貴のラストパスからMF隅田竜太が先制ゴールを決めると、30分、40分にも林が連続ゴール。後半にも交代出場のMF坂本佳央登が加点して快勝した。

　昨年2位の広島皆実高(広島)と境高(鳥取)との一戦は前半38分、10番MF永井翔也が右足で直接FKを決めて広島皆実が先制。だがシュート16本を放ちながら追加点を奪えなかった広島皆実に対して境は後半35分、DF福井元春の右FKをDF安部勇輝が頭で同点ゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込んだ。

　昨年3位の米子北高(鳥取)は前半17分に開星高(島根)MF豊島泰斗に先制ゴールを許したものの、後半11分にセットプレーから2年生DF森本大貴が同点ゴール。そして38分には再びセットプレーから交代出場のMF河合佑弥が決勝ゴールを決めて2-1で逆転勝ちしている。
　
　瀬戸内高(広島)対玉野光南高(岡山)戦は0-0の後半10分、FW下山綾太の左CKをDF永井光が頭で合わせて玉野光南が先制。玉野光南はその後も下山が2点を加えて3-0で勝った。

【プリンスリーグ中国1部第1節】
(4月14日)
[鳥取・コカ・コーラウエストスポーツパーク球技場]
米子北高2-1開星高
[米]森本大貴(56分)、河合佑弥(83分)
[開]豊島泰斗(8分)

[島根・松江市営補助競技場]
立正大淞南高4-1聖光高
[立]隅田竜太(8分)、林大貴2(30、40分)、坂本佳央登(69分)
[聖]村田逸斗(75分)

[広島・三次市みよし運動公園 陸上競技場]
広島観音高6-2岡山学芸館高
[広]塚川孝輝3(17、30、48分)、木谷龍弥(58分)、川崎雄太2(61、67分)
[岡]神田稜大(23分)、三宅雄高(56分)

[広島・廿日市市サッカー場 グリーンフィールド]
瀬戸内高0-3玉野光南高
[玉]永井光(55分)、下山綾太2(86、87分)

[広島・三次市みよし運動公園 陸上競技場]
広島皆実高1-1境高
[広]永井翔也(38分)
[境]安部勇輝(80分)

日程は4月発表、変更あり

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