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[Y☆voice150]広島ユースMF野津田岳人「アンダー19では代表に残って20のワールドカップに行きたい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第150回目はサンフレッチェ広島ユースMF野津田岳人選手(3年)です。

 すでに広島のトップチームの一員としてリーグ戦3試合に出場。クラブの将来を背負って立つであろう逸材MFは、U-19日本代表でも主力として期待される存在です。3月のU-19代表候補合宿では今秋のU-20W杯予選への強い意気込みを口にしていました。

―代表では主に左サイドでプレーしている
「チームでは3-6-1で真ん中をやっているんですけど、代表ではサイドをやっている。久しぶりで若干、戸惑いとかがあったんですけど、(合宿が)久しぶりということで、また自分としてもアピールしたかったので、積極的に前に仕掛けていこうというのがある。それができたときもあった。でもチームの雰囲気とかあまり良くない。下の代ですけど、もっと声を出していかないといけないと感じました」

―プレーの面で意識していることは
「まずはチームとしてまとまってゲームをしないといけない。その上で自分としては、得点に絡むプレーや前に絡むプレーを増やして、シュートなどを意識していきたいと思います」

―トップチームへ行って感じていることは
「前を意識できるようになった。あとは状況判断だったり、落ち着いてプレーできるようになったり、そういう部分ができてきている」

―代表への意気込みを
「自分はアンダー17で代表落ちたし、19では残って20のワールドカップは行きたいという気持ちがあります。レギュラーをつかんで、このまま継続して自分を出していきたいです」

―プレミアリーグMVPとして注目されている部分もある
「まだ満足していないし、もっともっとレベルアップしていきたいと思っているので、前向きにどんどんチャレンジしていきたいと思います」

―千葉との練習試合では終了間際にゴール
「(近藤)貫太クンが持って『来るな』と思った。狙ったというより押し込んだ。決めたかったので良かった。最後1点返したかったし、サテライトには負けたくなかった」

―今後、どのような部分でアピールしていくか
「最終予選は絶対に突破して世界大会に行くのが目標。自分の特長であるゴールへ向かうプレーと左足のキックやシュート、ドリブルをもっともっと出してチームに貢献できるように頑張って、世界大会への切符を掴みたいと思います」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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