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[Y☆voice153]大津高DF植田直通「Jリーグの練習参加で当たり負けとかはしなかったけれど、もっとボクは大きいところを目指していきたい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第153回目は大津高(熊本)のU-19日本代表候補CB植田直通主将(3年)です。

 Jリーグの10クラブが獲得を目指す逸材。進路とともに高校ラストイヤーのプレーにも注目集まるDFの、現在の目標と成長への熱い意気込みとは?(取材日:3月25日)

―(3月のマリノスカップでは)代表の時以上に声をかなり出していた
「高校サッカーなので、戦わないといけない。そういうところは自分が厳しくいかないといけないし、意識しています」

―マリノスユース相手に(4-3で)勝った
「ユース相手に勝てたのは本当大きな財産にこれからなっていくと思う。みんないいプレーができていたので、それをチームに帰ってどう使っていくかがこれからの課題になると思います」

―今年のチームの特長は
「今回(マリノスカップ)はメンバーが2人来ていないんですけど、本当はサイド攻撃がウチは一番強みだと思います」

―ディフェンス面は
「今回は失点が多いですけど、安定しています。普段は高校相手には絶対に負けないようにしています」

―自分が一番気を遣ってチームメートに伝えているところは
「やっぱりビルドアップですかね。そういう小さいけれど大事なところとか、みんなまだあまり知らないので、代表で学んだことをみんなに教えていきたいです」

―今年のチームとしての目標
「県内3冠。その後に全国制覇というのを掲げています。(選手権県大会準決勝で敗退した)去年の悔しさを今年はそれをバネにして全部タイトルを取りたい。全国制覇をまだ一度も成し遂げていないので、自分たちの代で成し遂げたいです」

―練習以外で頑張ったいることは
「筋トレとかですかね。体幹だったり」

―それはJクラブの練習参加で課題を感じたから?
「Jリーグの練習参加で当たり負けとかはしなかったんですけど、もっとボクは大きいところを目指していきたい。もっと上を目指していきたいです」

―現時点での目標は
「プロになってその後、世界で通用する選手になりたいです」

―課題も感じていると思うが
「まだまだ足りないです。ここでできても代表ではできないことがある。レベルが上がってこそできないといけないことがある。しっかりやっていきたい」

―注目されることは
「あまり気にしないようにしています。そこで調子に乗ったら終わりだと思うので、そういう初心のこころは忘れないようにしていきたいと思います」

―現在、同じ世代のCBは代表でもライバルが多いが
「自分は相当な負けず嫌い。1コ上とか関係なしに自分が日本一のセンターバックになるという夢もあるので、絶対に負けたくないですね」

―参考にしている選手は
「好きな選手はプジョルです。(闘争心の出し方も)大好きです。自分は試合中に血を流すというのが自分の目標でもあるので(苦笑)、本当に凄いと思う。(プジョルは)ビビらないので、そういう気持ちを大切にしていきたいです」

―カンナバロや他の選手は
「好きじゃないです。プジョルだけです。(日本のプジョルと言われるように?)そうです。もっとゴツくならないといけない」

(取材・文 吉田太郎)

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連載:「Youth star voice」

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