高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第155回目は興國高(大阪)FW山本祥輝選手(3年)です。
　バリエーション多い足技とインパクト十分の突破、そして闘争心の強さを武器とする浪速の注目ストライカーの目標とは(取材日:3月31日)

―広島観音戦(2-0、ミズノカップ)のプレーの感想は
「決めれるところでもっと決められたし、まだまだ自分は得点能力が低いので高めていく必要があると思います」

―突破力は十分見せていたと思うが、自分の持ち味とは
「強引に打って点を取ること。あと状況判断してスルーパスを出したりしてチームに貢献することです。課題は判断力を上げることとパスの質を上げることです」

―チームの内容については
「もっと広くグラウンドを使えたと思うし、きょうは全然広く使えていなくてあまりよくなかったと思います。相手のプレッシャーが速かった」

―技術の高い選手が揃うが今年のチームへの手ごたえは
「今年の良さはみんな一人ひとりが技術が高くて、1対1の勝負で勝てるという強さがあるところ」

―興國に入学した理由は
「大阪の他のチームは蹴るサッカーのところが多いので、興國はつないで崩すというのが面白そうなので選びました。(学校のグラウンドは狭いが)ちっちゃいボールとか使って技術トレーニングをすることが多いので面白いです」

―今年の目標は
「どんな状況でも点を取れるように、チームが苦しいときに勝つために1点でも取れるようにしたい」

―最後に自分自身の将来については
「プロへ行って、世界でも通用する選手になりたい」

(取材・文　吉田太郎)

---

▽関連リンク
連載:「Youth star voice」