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池元PKを守りきり、北九州が町田に完封勝利

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[5.3 J2第12節 町田0-1北九州 町田]

 11位ギラヴァンツ北九州は敵地で16位FC町田ゼルビアと対戦し、FW池元友樹が決めたPKを守りきり、1-0で勝利した。2戦ぶりの白星を獲得すると11位をキープした。対する町田は連勝ならず。2戦ぶりの黒星で18位へ後退した。

 立ち上がり、北九州はミドルレンジから積極的にシュートを狙った。前半20分にはFW端戸仁の横パスを受けたMF木村祐志が正面からミドルシュート。GK修行智仁に止められた。その後もクリアボールを拾ったMF金鐘必がダイレクトで豪快なミドルシュートを狙うがGKに阻まれる。

 対する町田はサイド攻撃でチャンスをつくるが1点が奪えない。前半26分にはDF三鬼海の右クロスに飛び込んだMF鈴木崇文が頭で合わせたがポスト左へ外れた。0-0で前半を折り返す。

 すると試合は後半32分のワンプレーで決まった。途中出場のMF森村昂太が前線へパスを送る。抜け出した池元がドリブルで仕掛け、PA内左へ進入。ここでDF津田和樹に倒されるとPKを獲得した。池元が自らキッカーを務め、ゴール左へシュートを決めた。「強く蹴ることだけを考えた」という池元のシュートで北九州が先制した。

 終了間際にはセットプレーでチャンスを迎えた町田だったが、決めきることはできず。1点を守り切った北九州が1-0で逃げ切り、勝ち点3を手に入れた。

 試合後、決勝点を決めた池元は「非常に難しい試合。勝てて良かった」とホッとした表情。「内容はよくなかったが次の試合は内容もよく勝てるように頑張りたい」と力を込めた。また北九州の三浦泰年監督は「選手は最高のプレーはできなかったが、最低限戦う中で勝機を見つけることができた」とコメント。「なかなか自分たちらしさがでない部分があったが、我慢強く戦ってくれた。もう1点と取りに行く姿勢も良かった」と選手たちを労った。

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