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[高校MOM_6]桐光学園高MF篠崎拓也(2年)_浦和Yから決勝弾

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]

[4.26 JFAプリンスリーグ関東1部第4節 桐光学園高 2-1 浦和ユース 保土ヶ谷]

 昨年の日本一チーム・浦和ユース(埼玉)を沈めたのは背番号7の2年生MFだった。1-1で迎えた後半37分だ。桐光学園高(神奈川)は左サイドからボールをつなぐと途中出場のFW田口広也が中央へラストパス。走りこんだMF篠崎拓也が右足ダイレクトで合わせると決勝弾となった。
 「ボランチとして守備から頑張ってくれていたし、最後は良く走って点を取った。今日(のマン・オブ・ザ・マッチ)は篠崎だと思います」とDF砂川翔主将。やや不満だった前半から後半立て直し、厳しい守備で奮闘、そして決勝ゴールを決めて先輩から絶賛された篠崎は「(自分の決勝ゴールは)思っていた以上。試合では苦しい状況になると思っていた。勝てて自信になった」と喜んだ。

 昨年の全国高校総体では1年生ながら強豪の中盤の一角を担っていた期待のMFだ。「昨年のチームは1点失うと立て続けに取られていた。今年は取られた後に取り返せる力があると思う」と総体、全日本ユース選手権、全国高校選手権に出場した昨年のチーム越えを狙う。「2年生が多いけど、このチームで選手権とか戦っていくので年とか関係なくやっていきたい」。昨年は得点王に輝いたU-19日本代表FW瀬沼優司(現筑波大)の得点力を武器にプリンスリーグ関東1部6位へ食い込んだ桐光学園。経験ある中盤の要・篠崎はその上の順位を勝ち取るためにチームを攻守で支えるつもりだ。

(取材・文 吉田太郎)

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