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浦和vs.川崎F 試合後の選手コメント

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[5.10 J1第11節 浦和 2-3 川崎F 埼玉]

 J1は10日、第11節2日目4試合を行い、埼玉スタジアム2002では9戦不敗で首位の浦和レッズと暫定13位の川崎フロンターレが激突。川崎Fが北朝鮮代表FW鄭大世の決勝ゴールで3-2で逆転勝ちした。以下試合後の選手コメント

<浦和>
●MFエスクデロ・セルヒオ
「フロンターレは攻めのスピードとパワーがあった。抑えるのは大変だった。自分たちが1人、2人多くても崩してくる。1週間あるので切り替えて次に臨みたい」
―CKキッカーを務めたのは?
「キャンプから蹴っていたし、問題なかった。いいボールが蹴れた」
―パス回しについては?
「3点目を取られてからいい形で回し始めた。でも1点取った後に簡単に蹴りすぎて(前線の)僕らが追いかけることが多かった。もっとつなぐべきだった。取られ方も悪かったし、みんなで反省しなければならない。くさび入る時に止まってしまっていることが多かった。もっとみんなで動いて連動できれば。バランスを崩してでも動くべきだと思う」
―先発でのプレーは?
「久しぶりの先発でもっとやりたかったけど、右足を踏まれて攣ってしまった。悔しいけど来週頑張る」

●DF坪井慶介
「反省点の多い試合だった。3点目の失点は自分が止めないといけなかった。(中村選手に裏のスペースを狙われたが)ラインを下げたくなかった」
―次の試合へ向けては?
「とにかくいい準備をしないといけない」

●MF鈴木啓太
「失点するまでは自分たちのペースで出来ていたところあると思う。でも試合は90分間なんで。負けは負けっす。試合内容は3-2でホームで負けたんで、いい内容ではなかった」
―改善すべきところは?
「(試合を)コントロールできなかったことも失点シーンはにつながったと思う」

●DF田中マルクス闘莉王
「(負けて)自分たちの力が分かった。まだまだ勉強しないといけない。敗因はボクかもしれない。もうちょっと落ち着くところ落ち着かせないといけなかった。(試合の)運び方も考えないといけない」
―今後へ向けては?
「今日は悪いゲームではなかった。みんなで頑張っていこうと思う」

<川崎F>
●MF中村憲剛
「(リーグ戦、ACLと)2連敗して、チームの浮上のきっかけのために勝ち点3とらなければいけなかった。アウェーの中で勝つことが先に進むために大事だった。7連戦のラストでみんな体きつかっただろうけど、逆転で勝ったことは非常に大きい」
―寺田選手が負傷退場して不安はなかった?
「(代わって入った)井川もいい選手だし、菊地と真ん中で頑張ってくれた。今日の試合はとにかくみんなで頑張るということ。これは最後までブレなかった」
―村上選手に代えてレナチーニョ選手が入り、攻撃的になったが?
「逆転しないと勝てないので前線に力を入れないといけない。(守備は)後ろの6人で頑張ろうと話していた」
―スルーパスが決勝点に結びついたが?
「向こうのラインを見ていたら前がかりになっていたので裏を狙っていた。ミスもあったけど、一番大事なところで出して得点につながったことはよかった」

●DF菊地光将
―先発起用については?
「やってやろうという気持ちだった。ACLとリーグ戦で2連敗していたし、勝ちたい試合だった」
―逆転勝ちできたことについては?
「アウェーで勝ったことはとても大きい。次のリーグ戦も勝ち点3とって(上位との)勝ち点差を詰めていきたい」

●MF横山知伸
―試合終盤は最終ラインに入ったが?
「今年に入ってバックはやっていなかった。でも中盤が守備への切り替えで頑張ってくれた。タニ(谷口)とかもDFラインに入ってマークしてくれたし。1人1人の負担は大きくなかった」
―試合前はどういう気持ちだった?
「今日負けたらレッズとの勝ち点差が離れてしまう。勝つことを意識していた」

●FW鄭大世
―決勝ゴールについては?
「あれは本当に最高のボールが来た。レナ(チーニョ)のおかげです。最近は先発を外れてコンディション上がらなかった。きょうは周りに感謝したい気持ちです」
―先制されて苦しい展開だったが?
「今年はリードされる場面が多かった。だからいい意味で慣れているし、やりやすかった」
―どういう気持ちで試合に臨んだ?
「レッズ相手だし、引き分けでも負けでも下の方にとどまってしまう。この試合にかける意気込みはみんなすごかった」

●DF寺田周平
「中4日で自分としてはすごくいい感じだったけど。(負傷交代して)申し訳なかったけど、チームが勝ってくれてよかった。(病院は)火曜日に行きます」

●FWレナチーニョ
「グラウンドに入る前にチームのためにと考えた。自分の特徴を上手く出せるように考えた。勝てたんで最高です」

(取材・文 吉田太郎)

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