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F東京U-18、三菱養和SCユース、横浜FMユースが高円宮杯出場権獲得!(プリンスリーグ関東)

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 今秋の高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権の出場権7枠を懸けたJFAプリンスリーグ(U-18)関東1部は31日、第9節6試合を行い、FC東京U-18(東京)、三菱養和SCユース(東京)、横浜F・マリノスユース(神奈川)が全日本ユース選手権出場を決めた。
 昨年度日本一の浦和レッズユース(埼玉)と対戦した首位・横浜FMユースは前半15分、中央からドリブルで仕掛けたリーグ得点王・FW関原凌河からのラストパスをU-17日本代表MF小野裕二が右足で決めて先制。だが21分、浦和ユースはMF岡田昌巳のスルーパスをFW礒部裕基が右足で決めて同点に追いつく。さらに浦和ユースは後半17分、中央を巧く抜けた岡田が放ったポスト直撃のループシュートの跳ね返りをFW矢島倫太郎が押し込み勝ち越した。横浜FMユースは33分に左FKを小野裕が頭で合わせて同点に追いついたが勝ち越せず、2-2で引き分け。首位から陥落した。 
 2位のF東京U-18は5位・東京ヴェルディユース(東京)との「東京ダービー」に臨んだ。前半23分、MF山口潤のゴールで先制したF東京U-18だったが、直後に東京VユースのU-17日本代表FW高木善朗にゴールを破られる。それでも1-1で迎えた後半43分に山口が決勝のPKを決めて2-1で勝利。横浜FMユースをかわし首位に浮上した。
 3位の三菱養和SCユース(東京)はFW木村陽一郎の決勝ゴールで最下位の鹿島学園(茨城)に1-0で勝利。F東京U-18、三菱養和SCユース、横浜FMユースの3チームはいずれも7位以内を確定させ、全日本ユース選手権進出を決めた。
 その他、4位の桐光学園高(神奈川)は鹿島アントラーズユース(茨城)と1-1で引き分け。矢板中央高(栃木)に2-0で勝った流通経済大柏高(千葉)が5位に、前橋育英高(群馬)に3-2で逆転勝ちしたジェフユナイテッド千葉U-18(千葉)が7位にそれぞれ浮上している。

【関東1部】
[第9節]
横浜FMユース 2-2 浦和ユース
[横]小野裕二2(15分=補・関原凌河、78分=補・天野純)
[浦]礒部裕基(20分=補・岡田昌巳)、矢島倫太郎(62分)

流通経済大柏高 2-0 矢板中央高
[流]吉村康平(1分=補・石井雄輔)、進藤誠司(89分)

東京Vユース 1-2 F東京U-18
[V]高木善朗(27分)
[F]山口潤2(23分=補・武藤嘉紀、88分=PK)

桐光学園高 1-1 鹿島ユース
[桐]篠崎拓也(36分=補・坂本颯)
[鹿]岡崎孝幸(77分=補・土居聖真)

三菱養和SCユース 1-0 鹿島学園高
[三]木村陽一郎(17分=補・大野瑞樹)

千葉U-18 3-2 前橋育英高
[千]遠藤真(3分=補・兵藤誠矢)、成冨研蔵(76分=補・金井涼太)、兵藤誠矢(81分=補・沓掛勇太)
[前]西澤厚志(19分=補・小島秀仁)、白石智之(28分=補・西澤厚志)

<写真>横浜FMユースvs.浦和ユース。後半33分、横浜FMユースは小野裕が同点のヘディングシュート
(文 吉田太郎)

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