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[高校MOM_63]浦和ユースFW鈴木大輝(2年)ロスタイムV弾

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.6 全日本ユース(U-18)選手権1次R第1戦 F東京U-18 1-2 浦和ユース NACK]

 途中出場の2年生FWが大仕事を成し遂げた。1-1で迎えた後半ロスタイム、浦和レッズユースは左サイドを破ったFW矢島倫太郎のラストパスを途中出場のFW鈴木大輝が決めて決勝ゴール。劇的な決勝ゴールにより、プリンスリーグ関東で6失点大敗していた相手にリベンジを果たした。鈴木は「言葉にならないほどうれしい」と自身の千金弾で挙げた勝利に感激した様子だった。

 試合前に指揮官から「カギになるぞ」という話をされていた。「出るぞと言われていたので、しっかり準備をしていた。とにかく前からボールを追うように、止まらないようにした」と話すFWは、1点を追う後半26分にピッチへ送り出されると、言葉通りに積極的なチェイシングを見せた。そして相手のミスを誘発するなど期待に応えるとロスタイムに自ら決勝ゴール。その直後にはGKのキックをチャージするなど、最後まで最前線でチームを引っ張った。

 連覇へ向けた初戦で難敵に勝利し、チームは勢いに乗った。鈴木は「次も点を決めて勝ちたい」。自ら火をつけたチームを今後の試合でも引っ張っていく意気込みだ。

<写真>V弾を喜ぶ浦和ユースFW鈴木(右)
(取材・文 吉田太郎)

高校サッカー・全日本ユース2009

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