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浦和vs山形 試合後の選手コメント

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[9.13 J1第25節 浦和 4-1 山形 埼玉]

 公式戦8連敗中の9位・浦和レッズと15位のモンテディオ山形との一戦は、FWエスクデロ・セルヒオの先制ゴールなどにより、浦和が4-1で勝った。以下、試合後の選手コメント

<浦和>
●FWエスクデロ・セルヒオ
「(ゴールシーンは)自分のシュートしか考えていなかった。ロビー(ポンテ)から『パス、パス』と言われた後に『ナイスシュート』と褒められたのはおかしかったスね。あの場面はシュートだけ狙っていた。あのコース(ゴール左隅への鮮やかなゴール)を狙った訳ではなかったけど、シュートを打った結果、ああいうゴールになった。これからもどんどんシュートを打っていきたい」
―(左足の太ももの)ケガについては?
「ピリっときた。やり続けることもできたけど、出続けて迷惑をかけるよりも元気な選手に代わった方がいいと思った。」
―連敗が止まったが?
「きょうはみんな勝利しか考えていなかった。これでまた前を向けると思う」

●MF鈴木啓太
「非常に苦しい状態で1ヵ月近く戦ってきたし、きょうホームの埼玉スタジアムでそれを止めることができたのはよかった。ホームですし、自分たちがやろうとしてきたことを変えるつもりはなかった。自分達の気持ちが折れていないことを見せたかった。やろうとしていることを貫きたい、という気持ちだった」
―試合内容については?
「反省する点は多くあるけど、きょうはいい形でボールを取ることとそこからのスピードアップができていたと思う。7連敗中もできていなかった訳ではないけど、いい結果に結びついていなかった」
―今後へ向けては?
「7回負けているから7回勝ちたいですね」

●FW田中達也
「(フィンケ監督からは)『10分くらいはいくぞ』、と言われていた。短くてもピッチに立てたことはよかった。これからだと思う。まずは普段の練習からしっかりやらないといけない。(次節までの)1週間の練習で(コンディションを)しっかりと詰めていきたい」
―日本代表の岡田監督も視察に来ていたが?
「そうですか? まずはレッズでしっかりやりたいです」

●MFポンテ
「きょうの勝利は本当に重要で選手たちはホッとしたと思う。最初から最後まで応援してくれたサポーターへのお礼となる試合だった。ただチャンスはいっぱいあったし、もっと点が取れたと思う。あとは1試合1試合、修正して戦って上位にいきたい」

●DF細貝萌
「左サイドに入ったけどボランチのふたりのバランスがよくて、後ろはやりやすかった。(ゴールは決めたが)個人的にミスも多かった。失点は自分の声で防げるものだったと思う」
―ゴールについては?
「タイミングよく上がれた。シュートは思い切り打っただけ」

●DF田中マルクス闘莉王
「サポーターに喜びやうれしいことを与えられるようにと心に決めてやっている。(連敗してサポーターには)申し訳ない気持ちだった。これからも勝利目指して頑張る」
―これから巻き返しが期待されるが?
「正直なところ余裕はない。(今の浦和は)そこまで強さもない。1回1回のプレーを思い切ってやるしかない」
―後半41分に相手のオウンゴールを呼んだプレーについて?
「(シュートのクリアミスだし)オレの点にならないかなぁ。まぁ、1点でガタガタ言ってたら格好悪いか(笑)」
―レッズはまだ強さがないと言っていたが?
「レッズは優勝しなきゃいけないチーム。常に優勝争いをしないといけない。(きょうは4-1で勝ったが)相手に何もやらせていない、という感じじゃない」
―優勝は難しいかもしれないが、ACL出場権の3位争いについては?
「そんなこと(ACL)言ってられない。(今の浦和はJリーグで)中くらいのレベル。次の川崎戦でどれくらいの力か分かるでしょう」
―コンディションは100パーセントになったか?
「もう少し。あと2試合くらいやらせてください」


<山形>
●FW古橋達弥
「点は取りましたけど、最初の入りが悪くて。追う展開になってしまうと苦しい。前半はある程度できていて、サイドからクロスが上がっていた。でも後半相手がケアしてきたらいい攻撃ができなかった。(きょうは)ボールを持つ時間が少な過ぎて、どうしていいか分からなかった」

●FW北村知隆
「(アウェーの)雰囲気に呑まれたということは自分はそれほどなかった。(試合後の長時間のミーティングでは)立ち上がり上手くいかなかったことや自分達のスタイルを崩していかないといけないということ。序盤に連続失点すると勝つことは難しいという話があった」

(取材・文 吉田太郎)

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