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[天皇杯]F東京vsK讃岐 試合後の選手コメント

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[10.11 天皇杯2回戦 F東京4-0カマタマーレ讃岐 味スタ]

 第89回天皇杯全日本サッカー選手権は11日、各地で2回戦第2日の試合が行われた。東京・味の素スタジアムではJ1FC東京と香川代表のカマタマーレ讃岐(四国社会人リーグ)が対戦。この試合の前に松本山雅FCが浦和を破るなど波乱が多く、カマタマーレ讃岐も“金星”ゲットを狙ったが、FC東京が意地を見せた。MF梶山陽平が前半10分にドリブル突破で先制弾、同16分にMF鈴木達也が追加点を決めるなど前半だけで4得点を奪って4-0快勝した。

以下は試合後の選手のコメント

●MF梶山陽平
「うまくドリブルで抜いて点が取れた。狙い通りでした。早い時間に点が取れたのでよかったと思う。監督も次につながる試合をしようといっていたが、それができたと思う」

●MF鈴木達也
「4-0でしっかりと勝ててよかった。後半、もう少し取れるチャンスはあったかもしれないけど、、、。メンバーは代わったけど、普段練習しているメンバーだし、問題なかった。引っ張っていこうと思った? そういうのもあったし、自分としてはリーグ、ナビスコと次につながる試合をしたかったので、比較的よかったと思う」

●FW赤嶺真吾
「右からのクロスで決めた? 思ったところにボールがきた。点が取れてよかったです。結果が欲しかったので、ゴールを取れてよかった。ただもう少し点を取るチャンスはあったと思うので、しっかりと決めないといけなかった」

●DF平松大志
―本来はCBだが左SBでプレー。オーバーラップも見せた。
「サポーターからあおられてたので、ゴールを取りたかった。残念ですね。きょうはしっかりと守備から入ろうと思っていた。長友と同じことをしていたら、90分、もたないですし。自分は守備なので、しっかりとバランスをとりながらやることを考えた。アピールしないといけないので、モチベーションは高かったです」

―今後のSBへの挑戦はどうか?
「自分がSBをやるときは、試合の途中からで、守備面で落ち着かせるときだと思う。2つポジションができたほうがいいのでやっていきたい」

GK塩田仁史
―今季初の本拠地でのプレー。
「きょうは自分のことよりも、チームが勝つことが大事だった。0点に抑えられて良かったです。トーナメントなんで上にいけてよかった。去年は準決勝で敗れて悔しい思いをした。今年は優勝できるように1つ1つ勝ち進んでいきたい」

―格下が相手だったが?
「相手のことをリスペクトして臨んだ。カマタマーレはサッカーへの情熱をもったチーム。気を引き締めていた」

<カマタマーレ讃岐>
●DF下松裕
「相手の雰囲気に呑まれたところがあった。自分はそうではなかったが、もっと声を出して、引っ張れればよかった。感じたのは、ビルドアップの面で、精度が大事だということ。ミスをすると上のレベルだと、すぐに突かれる。この経験を今後につなげたいです」

●DF神崎亮佑
「後半やったようなサッカーを前半から出来たらよかった。この経験を次につなげたい。相手は1つ1つのプレーが正確。そこにレベルの違いを感じた。少しでも近づいていけたら」

●羽中田昌監督
「悔しいですね。最後まで自分たちのサッカーが出来なかった。FC東京さんはすばらしいチームだった。ただ、戦えないことはないとも感じた。自信を持っていきたい。これをJFL昇格につながるようにしたい」

―後半はよくなった。どんな指示を出した?
「前半、ミスからやられた。選手が固くなっていた。冷静な判断ができていなかった。選手には開き直れ!といいました」

―パスサッカーを貫いた。
「リーグ戦は残念でしたが、まだ全国社会人選手権がある。だから、FC東京さんとの試合は大事だった。惜しいで負けるのではく、次につながる試合をしようといった」

(取材・文 近藤安弘)

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