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[天皇杯]公式戦6戦ぶり勝利、鹿島は1-0で初戦突破

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[10.11 天皇杯2回戦 鹿島 1-0 アルテ高崎 カシマ]

 07年度以来2年ぶりの天皇杯制覇を目指す鹿島アントラーズが、JFLのアルテ高崎(群馬)の堅い守りに苦しみながらも1-0で勝利。公式戦6試合ぶりの白星を挙げた。

 日本代表組を除いてはベストの布陣で試合に臨んだ鹿島だったが、自陣に引いて守る相手をなかなか崩すことができない。それでも後半34分、MF青木剛の右クロスをFWマルキーニョスが頭で合わせて先制ゴール。相手をシュート2本に抑えた守備陣がこの1点を守り、1-0で勝った。
 
 鹿島によると、マルキーニョスは「この勝利によってチームの雰囲気がさらに良くなると思う」。オズワルド・オリヴェイラ監督は「天皇杯は、J1のほかにJ2・JFL・社会人・大学といったチームが参戦してくるので相手のレベルがどうこうよりも心理・精神的な面で、競争意識だったりモチベーション、集中力、注意力を高めて臨むかが大切だった。気持ち、心理的な部分においてこの初戦は難しい試合でもあったので勝利できたことはよかった」などと語った。
 鹿島は10月31日の3回戦(カシマ)で福岡と戦う。

(文 吉田太郎)

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