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[天皇杯]G大阪・西野監督高評価「流経大はとてもいいチーム」

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[10.11 天皇杯2回戦 G大阪 5-2 流通経済大 万博]

 天皇杯連覇を狙うガンバ大阪が大学生に苦戦を強いられた。
 初戦となった2回戦で茨城県代表の流通経済大と対戦したG大阪は前半19分、ゴール前のこぼれ球を流経大FW細貝竜太(4年=八千代高)に左足で決められて先制点を献上。G大阪戦へ向けて「ウチらしく攻める。そしてガンバのサポーターたちに、この大学生はすごいチームだなと思わせたい」と語っていた中野雄二監督の言葉通り、流経大は攻撃姿勢を貫いて攻め続ける。

 これに苦戦してしたG大阪だったが前半28分二川のパスを受けたMF佐々木勇人が決め同点とすると、34分にも佐々木のシュートのこぼれ球を明神智和が押し込み逆転。さらに37分にはペドロ・ジュニオールが加点し3-1とした。

 それでも気持ちの折れない流経大は、試合後の会見でG大阪の西野朗監督が「2番、石川くんの縦への力は分かっていた中で、右からやられていた」(G大阪公式サイトより)と評価された右SB石川大徳(4年=流通経済大柏高)のパスからFW船山貴之主将(4年=柏U-18)が追撃ゴールを決める。王者を再び慌てさせた。

 だが、G大阪は後半に2得点を加え、5-2で勝利。10月31日に行われる福岡大(福岡)との3回戦へ進出した。
 G大阪公式サイトによると西野監督は流経大について「ある程度予測していた試合内容。特に前半、彼らは力があるし、個々のグレードも高い。予想以上にアグレッシブに来られて、対応できなかった。彼ら、流経大はとてもいいチーム」と讃えていた。

(文 吉田太郎)

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