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[天皇杯]千葉vsHonda FC 試合後の選手コメント

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[10.12 天皇杯2回戦 千葉3-0Honda FC フクアリ]

 第89回天皇杯全日本サッカー選手権は12日、2回戦の残り1試合を行い、J1で17位のジェフユナイテッド千葉とJFL10位のHonda FCが対戦。千葉は後半4分にFW巻誠一郎、同17分にDF和田拓三、同36分にFW新居辰基がゴールを決め、3-0で快勝した。
以下、試合後の選手コメント

<千葉>
●FW巻誠一郎
「ほとんどの試合が昨日あって、その中で下のチームがJ1、J2に勝つことも起こっていた。油断すると、そういう結果になる。隙を見せずに全力で戦おうと話していた」
―前日には浦和も負けていた。
「僕らのモチベーションを高めるには十分な結果だったと思う」
―前半は攻めあぐねた?
「相手の選手がアグレッシブで、組織立った守備をしてきた。スペースを探すのが難しかった。その中でブロックを崩す工夫をして、辛抱強くできた。自分たちのサッカーが徐々にできるようになったし、価値ある勝利だったと思う」
―先制点については?
「前半は0-0で終わって、早いタイミングで点を取れば楽になると思っていた。先制点が大事だと思っていた。個人としてもチームとしても楽になる点だった」
―久々の勝利だが?
「リーグにつなげようという気持ちで入った。結果も勝利になったし、後半は自分たちの形で攻撃できて、無失点で終えられた。ただ、大事なのは次のリーグ戦だと思う」

●FW新居辰基
―格下相手の試合だったが?
「そんなことを言っている状況じゃない。相手は関係なく、目の前の試合を戦うだけ」
―監督は新居選手が点を取ってよかったと言っていたが?
「最初のファーストチャンスを決められなかったのが頭にあったので、それが結果に響かなくて良かった」
―久々の勝利となったが、リーグ戦に向けてきっかけになる?
「きっかけどうこうより、そんなこと言っている状況じゃない。勝ち点3を積み重ねないことには差が縮まらない。1試合1試合やるだけ」

●FW金沢亮
「FWなので、点を取ることで次のJリーグでメンバーに入ったりもできる。結果を求めて、短い時間でも狙っていた。浦和とかもどんどん若い選手が出ている。残留争いをしている中で若手が出ていくことも大事だと思うし、試合に出たときはチームに貢献できるようにしようと(米倉)恒貴とも話している」

●DF和田拓三
―ゴールシーンは?
「ずっとああいう練習をしていたので、結果が出て良かった。勝つことが大事な試合だったし、勝つ喜びをみんな忘れていた。公式戦で結果が出せたのはうれしいし、次につながる試合になったと思う」
―江尻監督はそんなに喜んでなかったが?
「リーグでっていうことだと思う。リーグ戦の厳しい状況は変わらないし、浮かれることなく、引き締めていこうということだと思う」


●FW新田純也
「攻撃に厚みがなかった。僕のシュートもすべて枠を外れた。去年は試合の入り方で失敗したので、それを踏まえて立ち上がりは上手くいったけど、後半に一瞬の隙を見逃されずに入れられた」
―昨日はホンダロックや松本山雅がJチームに勝っていたが?
「自分たちもやってやろうと思っていたけど、そんなに簡単にはいかない。来年もう一度このステージに立てるように、立て直して一からスタートしたい」

●DF牧野泰直
「後半はプレスがかからなくなって、守備でプレッシャーにいけなくなった。相手は1人1人技術が高い。さすがJ1という感じがした」
―巻の印象は?
「あそこでタメをつくって、逆サイドの上がりを待つという感じだった。工藤がタイミングよく上がってボールを受けていた。あそこでFWが起点になってボールがおさまったというのが相手にとって大きかったと思う」

(取材・文 西山紘平)

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