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[天皇杯]鹿屋体育大健闘も磐田、延長戦勝利

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[10.31 第89回天皇杯3回戦 磐田 3-1 鹿屋体育大 ヤマハ]

 ジュビロ磐田が延長戦の末、鹿屋体育大を振り切った。
 磐田は前半16分、MF松浦拓弥の左CKのこぼれ球を拾ったDF那須大亮が左足ミドルを突き刺し先制。だが、鹿屋体育大は後半終了間際に全日本大学選抜FW中筋誠(4年=国見高)が起死回生の同点ゴールを叩き込み、延長戦へと持ち込む。

 それでも磐田は延長前半開始直後、MF村井慎二の左クロスを韓国代表FWイ・グノが合わせて勝ち越し。延長後半終了間際にもイ・グノのスルーパスで抜け出した日本代表FW前田遼一のゴールで3-1で勝った。

 磐田によるとイ・グノは「厳しい試合でした。最後に勝つことができたが、精神的な弱さがあったと思います。延長に入ったときに、もう1度気持ちを入れ直しました」。一方、最後までJ1勢に食い下がった鹿屋体育大の井上尚武監督は「寄せの甘さや対応の遅れがあって、何回もピンチを招きました。でも、最後のGK(井上亮太)のところでファインプレ-が出て、失点もいくつか防げたのではないかと思います」などと語った。

(文 吉田太郎)

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